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数学のヒント

初等数学の復習と脳の活性化

数学と物理学の違い

2013-08-23 05:11:11 | 日記

ドップラー効果: http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp 『わかりやすい高校物理の部屋』より

学校で初等物理学を勉強してきたが、必ず公式に出くわす。
それは数式であるから数学を土台にしたものが物理学なのだとわかる。
しかしその公式たるや簡単な文字式なので高校の頃は物理学なんて簡単なものだと思っていた。

本当に物理学なんて簡単なものなのだろうか。
工学系の公式を大学に入ってから多数学んだが、その公式の奥深さゆえかテストではきりきり舞いさせられることが多かった。
数学と物理学の位置関係を知りたいと思っていたところ物理の田崎晴明さん(1959-)の貴重なコメントにめぐりあえた。
すなわち、
「物理を語るための言語が、物理を学び研究するための基本の技術が、物理を楽しむための基礎体力が、数学なのだ。凡庸なたとえだけれど、数学という基礎技術なしに物理の世界に入りこむのは、登山の技術ゼロで高い山に探検にいくようなこと、あるいは、水泳経験ゼロで大海原に泳ぎ出すようなことである。
(脚注:たとえ登山技術ゼロでも、実際に山に行って試行錯誤をつづければ、いずれは登山に必要な体力もつくし、登山の方法を独自に編み出せるはずだと反論する人がいるかもしれない。それは完璧に正しい。人類は、まさにそうやって試行錯誤しながら物理や数学を発展させてきたのだ ・・・ 猛烈に長い時間をかけて。)
だから、数学を学ぼう ・・・ 物理を学び、語り、そして、楽しむために。」
数学を知ることで物理学をはじめいろいろな自然科学が楽しめるということと心得た。


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