ヒトの体力や能力を測るもの、・・・握力、垂直跳び、肺活量、背筋力、敏捷性、視力、動体視力、立位体前屈、柔軟性、滑舌力、話力、学力、記憶力、臭覚力、触覚力、味覚力、投力、走力、持久力、聴力、跳躍力、挙げる力(重量挙げなど)、登攀力、暗記力、計算力、反射神経、想像力、創造力、判断力、免疫力、治癒力、(病気などの)抵抗力・・・
力がいっぱいつくけど力を測るって何のため? 小学校の頃からいっぱい測ってきたけど、測れなかったり測りにくいものもある。
今日は目の話。何故目を測るのか、力を測るというより健康のために測る、検査するという意味あいが強い。赤信号が青く見えないか、遠くにある1台の車が2台に見えないか、遠近を認識できるか、安全に外出できることを確認するということか。
不幸にして普通より劣っていたら目の機能が何故低下したかを調べ、普通の状態までに治療し健康な暮らしができるようにするわけだ。
近頃では近くの文字を読むと目が疲れ、遠くに目を転じるとボワァーンとする、これを改善するのにはどうすればよいか、という遠近識別能力というのも目ぢからのひとつで高齢化社会ではこの能力の改善策が重要になるだろう。
ものがはっきり見えるというのは嬉しいもので、そのために「あなたの視力は1.2です。0.6です。」と言われて一喜一憂したもの。あのCの形に疑問も抱かず50年を過してきたが、最近ランドルト氏環という名前がついていることを知った。
円の直径や隙間の幅がランドルト氏により考案され、万国共通で検査できるようになった。1.5mmの間隔を作って5m離れたところから。8方角が識別できれば「あなたの視力は1.0」となるのだと。
つまりxメートル離れて1.5mmの間隔が識別できたときの視力yには
y=x/5
の関係があり、
5mの距離を変えずに隙間の間隔xミリメートルと視力yには
y=1.5/x
の関係がある。
今まで視力検査表はなにか特別なノーハウがあるものだと思っていたが、すごく単純で自分でも作れることがわかった。無料でダウンロードできるサイトがあることも知った。
朝と夕方で視力が変わるかどうか、疲れたときはどうか、など試してみるのもよい。