
プロ野球はセリーグ主導であることがパリーグファンにとっては悲しいことで、唯一のはけ口はオールスター戦や日本シリーズでセリーグをコテンパンにやっつけることなのである。
しかしもう一つのはけ口が出来た。交流戦である。交流戦はなぜかパリーグチームがよく勝つ。交流戦でセリーグのチームが無残に敗れ去ることがこうも続くと、快感を通り越して相手チームへの哀憐の情に変わってしまう。
昨年まではホームアンドアウェーで1チーム24試合だったが今年は1チーム18試合になってしまったのはセリーグの策謀ではないかと思う。
でも減らした結果2勝2敗に持ち込める可能性が1勝2敗で終了。その結果昨夜の時点で勝率5割を超えるチームが6チーム中1チームだけになってしまった。
セリーグ6チームがこのまま団子状態で戦い続けると、6チーム共勝率5割以下でペナントレースを終わる可能性が出てきたのである。
【データチェック】
交流戦残り2試合を阪神が日ハムに勝ちヤクルトがロッテに勝つとしてセリーグ6チームの成績は45勝60敗3引き分け。
そうなると交流戦終了時点でセリーグ6チームの勝敗数は390試合で186勝201敗3引き分け。残りは143×6-390=468試合/6チーム。
結果は引き分けなしで234勝234敗だから6チームの勝敗数は420勝435敗3引き分け。現在1位から6位までのゲーム差が4.5ゲームしかない。だから6チームがゲーム差なしで並んで終わる可能性もある。だとすると1位から6位までの勝率は等しく70勝73敗程度になる。
こういう珍事があったらある意味プロ野球ファンは増えるかもしれない。
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