数学のヒント

初等数学の復習と脳の活性化

素晴らしいぞ、算額をつくろうコンクール

2013-05-20 00:14:12 | 日記
算額というものを知った。
しかし本物にお目にかかったことがない。
江戸時代に和算で図形問題を解き、解けたことに感謝し図形や問題と解答を版木に刻み神社に奉納する。
おそらくはますます算術に長けますようにと祈願したのであろうか。
極彩色の図形が付いていて美的センスにあふれ、風流でほほ笑ましいと思う。
日本人が世界に誇れる習慣だと思う。
それなのにかなり前にこの行事はすたれてしまったのだという。

ところが世に好事家多し、現代でもアイデア満載の算額を作らせそれに甲乙をつけて表彰する団体があることを知った。
切磋琢磨の場を名づけて「算額をつくろうコンクール」といい、中高生が好んで応募するらしい。
力作が多い。
ここでは現代の算額を、そのコンクール表彰作品のなかから転載させていただいた。
長田恒子様の作品である。

いろいろな作品を参考にして和算に挑戦し、ぜひとも版木に刻み、書をしたため、まずは自宅の神棚に奉納してみたい。
願掛けは「楽しむ数学の会が末永く続きますように・・・」

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