自由民主党が後押しした成長戦略とかいうアベノミクスは今週破綻した。
これから自由民主党の支持率は加速して低下するであろう。
だから解散を遅らせれば遅らせるほど次の総選挙では大敗する。
ここでアベノミクスの効果は出ている、と叫ぶことで総選挙での議員減は最小に抑えられる。
だから今解散することであわよくば安定多数の議員を獲得することができる。
その結果あと4年間は与党でいられる。
こんな算数力で解散を決めてしまった。
わずか10日前に安倍総理は年内の解散はまったく考えていないと大見得を切った。
まさか消費税増税を延期する可能性があることを考えていなかったわけではあるまい。
であれば税制の根幹を変更するなら解散総選挙で国民の信を問うのは当たり前、という昨日今日の安倍総理の傲慢な叫びは明らかに矛盾している。
数学的にみて安倍総理の論理展開は矛盾している。小学生でもわかることだ。
安倍総理はもう一度高校生に戻って論理学の勉強をしたほうがよいと思う。