数学のヒント

初等数学の復習と脳の活性化

自由民主党の姑息な算数力

2014-11-21 13:51:35 | 日記

 自由民主党が後押しした成長戦略とかいうアベノミクスは今週破綻した。
 これから自由民主党の支持率は加速して低下するであろう。
 だから解散を遅らせれば遅らせるほど次の総選挙では大敗する。
 ここでアベノミクスの効果は出ている、と叫ぶことで総選挙での議員減は最小に抑えられる。
 だから今解散することであわよくば安定多数の議員を獲得することができる。
 その結果あと4年間は与党でいられる。
 こんな算数力で解散を決めてしまった。

 わずか10日前に安倍総理は年内の解散はまったく考えていないと大見得を切った。
 まさか消費税増税を延期する可能性があることを考えていなかったわけではあるまい。
 であれば税制の根幹を変更するなら解散総選挙で国民の信を問うのは当たり前、という昨日今日の安倍総理の傲慢な叫びは明らかに矛盾している。
 数学的にみて安倍総理の論理展開は矛盾している。小学生でもわかることだ。
 安倍総理はもう一度高校生に戻って論理学の勉強をしたほうがよいと思う。


切ってはって算数力のサッカーボール

2014-11-08 11:30:49 | 日記

 朝日新聞で連載が始まった「切ってはって算数力」。
 第1回目のコラムで穴あき正五角形のサッカーボールの作り方を提案していた。正六角形を折り紙で20枚用意してつなぎ合わせると12個の正五角形の穴ができて正二十面体のカドを切り取った球形ができあがる。穴が開いているから内面から接着することができる。
 このあいだの楽しむ数学の会(市原市ちはら台のサークル活動)でそのサッカーボールを披露した。写真のとおり。大きめの折り紙を使ったので多少ふにゃふにゃになってしまったが、多色の正六角形が綺麗。
 幾何学遊びが折り紙で簡単にできる。普段サッカーボールは見慣れているが、この折り紙ボールを通して正二十面体の構造を60歳を過ぎてようやく知ることができた。一歩進んで対面の距離はいくつか?なんていう問題もできそうだ。