数学のヒント

初等数学の復習と脳の活性化

フジテレビ平成教育委員会とボケ防止

2013-01-18 23:49:07 | 日記
正月明けに平成教育委員会というテレビ番組を見た。
今は回数が極端に減ったが、以前は頻繁に開催されていた。
番組の説明は不要だろう。
小学生向けでやや難易度の高い問題をタレントが回答者になって正解数を競う。
視聴者も一緒になって頭をひねる。
とくに算数は有名中学受験問題などもあり、理系のおとなでも頭の体操になる。
そして勉強嫌いな視聴者を厭きさせない工夫も満載。
人気を呼んで回数を重ね「たけし・逸見の平成教育委員会」という単行本にもなった。

我々還暦を過ぎた世代は一歩一歩、日一日とボケ老人の世界に入っていく。
そしてそうなりたくない一心で何か趣味をもって生きがいを目指すのである。
若い人たちに迷惑はかけたくないし。

このブログのサブタイトルに脳の活性化と謳ったが、この委員会、老人の脳の活性化に特効薬となりそうである。
ひなたぼっこでもしながらワイワイガヤガヤ平成教育委員会の算数の問題に取組んでみる。
そんなシニアの地域サークルがあってもよさそうだ。

教科書中心の塾がもっと増えてよい

2013-01-17 14:52:19 | 日記
高校受験をめざす、しかも中位あるいは下位の中学生の場合について語ろう。
彼らは進学塾にはついてゆけずいわゆる補習塾を選ぶ。
中下位の生徒がいるから上位の生徒が彼らを押しのけて有名高校に入れるわけだが、この1ヶ月補習塾の塾生に接してわかったことは、教科書の理解ができずにワークや塾の問題集に取り組んでいる子が多い、という事実である。
教科書が半世紀前に比べて分厚くなった、という一見今の生徒には非情に見える教科書が、実は分かりやすく解説しているために分厚くなっていることに気づいてほしい。
授業で理解していれば塾でつまづくことはないのに。
授業で理解できていなくとも教科書をバイブルにして教科書中心に復習すれば必ずや高得点につながるのだが。
つまり中下位の生徒は授業についていけていないことがわかる。
昨夜の夜更かしや部活の疲れが先生の子守唄で心地よい授業にさせてしまうのである。
是非授業に集中して欲しいのだが、残念なことに先生もなんとか指導要領に従い一通り教えきることに腐心し、つまり生徒に理解してもらおうという努力は二の次になってしまうのである。
授業と教科書を大切にすれば中下位の生徒が少なくなり、高校受験はますますヒートアップするかもしれない。
しかし現実はそうはいかない。
中下位に甘んじている生徒のために教科書中心の塾がもっと増えてよいと思うのである。