朝日新聞で連載が始まった「切ってはって算数力」。
第1回目のコラムで穴あき正五角形のサッカーボールの作り方を提案していた。正六角形を折り紙で20枚用意してつなぎ合わせると12個の正五角形の穴ができて正二十面体のカドを切り取った球形ができあがる。穴が開いているから内面から接着することができる。
このあいだの楽しむ数学の会(市原市ちはら台のサークル活動)でそのサッカーボールを披露した。写真のとおり。大きめの折り紙を使ったので多少ふにゃふにゃになってしまったが、多色の正六角形が綺麗。
幾何学遊びが折り紙で簡単にできる。普段サッカーボールは見慣れているが、この折り紙ボールを通して正二十面体の構造を60歳を過ぎてようやく知ることができた。一歩進んで対面の距離はいくつか?なんていう問題もできそうだ。
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