アニメ映画風立ちぬの予告編を映画館で見た。
有名な零戦の設計技師堀越二郎(1903-1982)が描かれているが、私にとっては父(1919-1974)が搭乗した零戦、父が搭乗した雷電の設計技師ということになる。
零戦と雷電は設計思想が異なるが、堀越氏らは難しい要求によく応えたというべきなのだろう。
雷電は局地戦で米国の爆撃機を撃墜することを期待されて開発されたが、振動問題があり完成は遅れたという。
父は高等工業でグライダーをこよなく愛し宮城野原でよく飛んだというが、それもあって学徒として海軍に応召、最後は352空に所属した。
当時の機械工学系の学生は飛行機を作るということが一番人気で皆憧れていたようだ。
それはそうだろう、機械工学の粋を集めた成果物が戦闘機なのだから。
中島飛行機に就職を決めていたが応召となり、結局終戦処理もあり同社に就職することはなかったのである。
映画での設計製作場面がどのように描かれるのか父の息子である元エンジニアとしては楽しみにしている。(封切は7月20日)
有名な零戦の設計技師堀越二郎(1903-1982)が描かれているが、私にとっては父(1919-1974)が搭乗した零戦、父が搭乗した雷電の設計技師ということになる。
零戦と雷電は設計思想が異なるが、堀越氏らは難しい要求によく応えたというべきなのだろう。
雷電は局地戦で米国の爆撃機を撃墜することを期待されて開発されたが、振動問題があり完成は遅れたという。
父は高等工業でグライダーをこよなく愛し宮城野原でよく飛んだというが、それもあって学徒として海軍に応召、最後は352空に所属した。
当時の機械工学系の学生は飛行機を作るということが一番人気で皆憧れていたようだ。
それはそうだろう、機械工学の粋を集めた成果物が戦闘機なのだから。
中島飛行機に就職を決めていたが応召となり、結局終戦処理もあり同社に就職することはなかったのである。
映画での設計製作場面がどのように描かれるのか父の息子である元エンジニアとしては楽しみにしている。(封切は7月20日)