
9月21日(日)敬老の日、町生涯教育センターにおいて『平成21年度 敬老会』が盛大に行なわれました。盛大という言葉がまさにぴったりで、何と今年から午前と午後の2回に分かれての開催となったのです。というのも、わが女川町内に75歳以上のお年寄りが実に1551人(その内81歳以上の方が980人)もいらっしゃり、会場となる生涯教育センターに一度に入りきれなくなってしまったからです。
町長がお祝いの挨拶の中で、平成5年に初めて町内に100歳の長寿が誕生し、以来今日まで24人を数える、といいました。また、現在生存されている方は10人、その最年長は小乗区の 阿部よしの さんという方で当年とって109歳(県内でも長寿ベスト3)になるとのことでした。
さらに目出度いことに、今年、町内で二組目の結婚70周年(プラチナ婚)が誕生し、町長より祝詞と花束の贈呈がありました。下記画像をご覧ください。ちなみに町内在住のご夫婦で、今年で結婚50周年(金婚式)が66組、結婚60周年(ダイヤモンド婚)が16組とのことでした。
私たち夫婦は今年で結婚23周年ということで、これら諸先輩方に比べるとまだまだヒヨッコ夫婦であります。「果たして二人でどこまでいけるのだろうか」…などと妻に話しかけたところ、何も言わず、ただ苦笑いをしているだけ…これはどういう意味と捉えればいいのでしょうか?
平成20年での女川町の高齢化率は33%です。わが古里・女川をそして祖国・日本を造って下さったこの方々が安心して平穏に住み続けられる町でありたい、あらねばならない、と心した一日となりました。


年輪を重ねることは決して寂しいことではなく、それだけ余生に華を添えていけることだと楽しみな事だと弁え日々を過ごしております。
段々思考力も衰えつつありますが、それは歳と共に子供心に還っているのかも知れません。正に子供の頃にケーローカイ(還ろう会)といったところです(爆)
『お年寄りを慈しむ…優しさ』等の大和言葉は、やはりyatyoh さんくらいの年配の方が使われると、実にしっくりきますよね。
『子供の頃にケーローカイ(還ろう会)』との落差に少々戸惑いを感じますが、いつまでも年輪を重ね続け、なおかつ素敵な言葉を綴り続けて下さい。