昨日今日と２日間、連続して講演会に出席してきましたので、その報告を・・・。
まず昨日２６日(火)午後７時より、町商工会館において商工会・商業部会主催による「商店街活性化基調講演会」が開催されました。
東北電力㈱の紹介で、東北ジャイロ流通研究所 所長の小柳 剛照（こやなぎ よしてる）氏を講師に招き、３０数人の商店関係者が『元気が出る店づくり』について、勉強しました。
小柳氏は講演の中で、
○店が小さいからダメ ○景気が悪いからダメ ○郊外店が増えているからダメ ○商店街は駐車場不足だからダメ ○どうせ何をやってもダメ
…など、私たちが抱きやすい小さな店の(後ろ向きの）常識を払拭して、
『手間暇かけて』『ギブ＆テイク…先にギブすれば後にテイクが帰ってくる』『自分だけのオンリーワン』…こうした繁盛を目指すキーワードを実践することの大切さ等について、全国で展開している具体例を上げながら分かりやすく説明してくれました。
なかでも「自店のもうけより、お客が得をすること」「お客から苦情を言われるより、苦情がこない（で帰ってしまう）ことの方が実はこわい」といった言葉が心に残りました。
また本日２７日(水)午前９時３０分より、石巻市役所において「石巻広域圏企業誘致協議会 研修会」が開催されました。
来年１月から本格的に操業を開始するセントラル自動車㈱（県が大衡村に誘致したトヨタ自動車㈱の関連会社）の大西 敏明 取締役による講演「宮城への全面移転に向けて」に、２市１町から首長・議員・関係者が約９０人参加しました。
大西氏は、宮城県への全面移転の理由について、
①相模原（本社）工場の老朽化 ②トヨタの東北拠点戦略 ③適した環境と厚意ある勧誘等、をあげました。
事業内容の詳細についてはリンクしているＨＰを、講演会の詳細については本日付けの「石巻日日新聞」か明日付けの「石巻かほく」をご覧下さい。
私は基本的に、こうした講演会にはできる限り参加しています。先人や専門家の話題には何かしらためになることが必ずあるし、自分自身もっともっと勉強＆進歩していかなければならない、と考えているからです。
