「ALWAYS 三丁目の夕日 '64＠試写会」2本目

「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」

2005年にシリーズ1作目が劇場公開になるや、異例のロングランヒットを飛ばし
その年の日本アカデミー賞以下、錚々たる映画賞を総なめにした「ALWAYS」シリーズの3作目。
元ネタはビッグコミックオリジナル誌で現在も連載中の大ヒットコミック。

さてー、「新・寅さん」「新・水戸黄門」「新・釣りバカ」の冠を貰う日はいつくるのか！本シリーズ！！
ファンも非常に多いこのシリーズも、前作から5年経ってようやく新作が登場しましたー！（ぱちぱち

・・・って、すっごい煽った書き方してるんだけど、すいません。私、このシリーズに全く興味ないんです＾＾；
実は本シリーズの過去2作品、未見です。全然見る気もなくて完全スルーしてました（滝汗）
本作も当然全く見る気ナッシングで、試写会応募するのもどうしようか考えたんだけど、ハガキ代が勿体無いから
タダで応募出来るネット応募だけしておいたらそれが当たっちゃったんですわ。あはははは
まー当たったからには見ますよ。だってタダだもん。タダより安い物なんてないっすからね。ヒヒッ

このシリーズに全く興味がなくても、このシリーズがどういう主旨のモノでどういうあらましの作品なのかは
予告編を何度も見てるから大体想像は付いてます。
要するに「昭和30年代の、戦後復興で沸き立つ古き良き【昭和】の東京の下町の気のいい江戸っ子達の群像劇」でしょ？

で、本作のあらすじ。
舞台は昭和39年（1964年）の東京オリンピックに沸き立つ東京の下町。この町で前作から登場していたキャラクターの
その後の生活振りを見せて行く。新ネタとしてスズキモータースに勤めるカワイコちゃん・六子がやけどの治療で
訪れた病院で診察してもらった医師（モテキのアイツ）に一目惚れしてスッタモンダ、他

うん。面白いね！非常によく出来た脚本だと思います！
これは原作コミックが面白いのかな？それともそれを映像化させたスタッフ・キャストが秀逸なのかな？
どちらにしても、昭和生まれの日本人で本作見て何のノスタルジックも感じないような人はいないでしょ。

とにかく安心して楽しめる「誰もが優しい気持ちになれる古き良き昭和の人情劇」の王道を突っ走ってます。
コレはアレだなー。小ネタのテンポやホロリとさせるバランスが、かつての「寅さんシリーズ」を見てるような気分。
笑って笑ってハラハラして、笑って笑ってしんみりして、笑って笑ってほっこりして、笑って笑ってホロリとして・・・みたいな感じね。
日本人のメンタリティを計算し尽くして出された完璧なフォーメーションを見せられてる！そんな感じｗ
だから面白くない訳がない。笑わない訳がない。ホロリとしない訳がない。

個人的にDr.コトー（名前全然違うけど。あの小説家な）のキャラがめっちゃイラっと来る。
そしてモテキ（名前全然違うけど。あの医師な）は7：3分けの髪型が物凄く似合わなくて猛烈に胡散臭そうな詐欺師に見える。
試写会の司会者の話で初めて知ったけど、堤さんと温水が同い年だと聞いて愕然とした！
堀北真希ちゃんは青森弁だろうがタヌキ鼻だろうがフンドシ（そんなシーンねーよ）だろうが可愛い♪
三浦友和が登場するとそのシーン全部持ってっちゃう。上手過ぎってかシブくてカッコ良過ぎてリンダ困っちゃうぅ♪←誰だよお前

ま、そんな感じかなー。

本作の原作コミックって今も連載してるんでしょ？だったらまだまだこのシリーズ続きそうだね。
次は大阪万博編辺りかな？みんなで大阪まで遠征するの♪それともオイルショックネタとか？
まーどーでもいいけど、やっぱり本シリーズには今一つ興味持てなかったなぁ。＾＾；

でもいいんだよ。興味は持てないけど面白かったよ。だからきっとヒットすると思う！
寅さんシリーズだって毎年必ず見に行く！っていう顧客がいたでしょ？そして寅さんシリーズを呪ってる人なんかいなかったよね？
本作もそういうシリーズ的な匂いがするよ。誰からも愛されて親しまれる、そういう作品なんだよね。
・・・ま、しつこいようだけど、それでも私は興味ないわ。次回作があったとしてもやっぱ試写会じゃなきゃ見ないだろーなーっと＾＾；