昨日「先生」のネタで書いていて、1つ思い出した事があった。
私は母校の恩師とコンパをした事がある。
世界広しと言えど、自分の恩師と「コンパ」をした事のあるヤツは少ないだろう。
当時21,2歳だったかな。高校時代からの飲み友達の1人が卒業後も恩師と仲良くしてて
連絡を取り合っていて、それで「じゃあ卒業生とコンパしない?」みたいな話に
なったんじゃなかったかと思う。
教師チームのメンツは、私達が卒業後に新任で入ったという見知らぬ手合いから
在学中にはいたけど授業を受け持ってもらった事はなかった教師、更には自分が
学生時に授業を受けた教科担任だった教師まで様々いた。
教科担任だったT教師は、私達を見るなりギョッとして
「何だお前ら。今日のコンパってお前らが相手かよー」と言いつつも
「ま、卒業したんだから関係ねーかっ。よーっし!じゃあ飲むぞー♪」
・・・偏差値の低い高校でしたからね、教師のクオリティもこんなもんですよ(笑)
居酒屋に行って、飲みながら「最近の母校の様子」等を聞いたり。
T教師は「お前らの世代が一番横着なヤツが多かったな。本当に苦労させられたゼ。
今のヤツらなんてほーんとに大人しいもんだぜー」と語っていた。
どうやら母校の教師の間では、私達の世代が伝説化していたらしい(苦笑)
何でも私達の代が開校以来、停学者数がダントツに多かったんだとか。
それから当時女生徒に人気のあったイケメン教師が、実は同僚のある女性教師に
めっちゃくちゃ付きまとわれて、自宅(一人暮らし)まで押しかけてこられたりして
命懸けで散々逃げまくった、等という話も聞いて皆で大笑いしたりした。
その後カラオケ屋に移動して更に盛り上がったのだが、私はたまたま隣の席に座った
私の卒業後に新任で入ったというある教師(F氏・仮名)と話が盛り上がって
「じゃあ今度2人で飲みに行かない?」という話になってお互いの電話番号を交換した。
後日F氏から連絡があり、2人で飲みに行く事に。
某駅前で待ち合わせして「で、今日は何処に行くの?」と聞くと
F氏は「俺、あんまり気の利いた店とか知らないんだよね」と言う。
なんだよ、飲みに行くなら下調べくらいしておけよ・・・と思ったが、そこは笑顔で
「じゃあ私が知ってるお店に行こうよ」と言って、F氏を連れて行った。
時は折りしもバブル経済絶頂期。
私の当時の感覚では「男女でサシ飲み=全額男が出す」というのが基本だったのだが
お会計の時に一応スタイルで財布を取り出して「いくらだった?」と聞くと、
何とF氏は律儀にきっちり2で割った金額を言って来た。(しかも1円単位まで)
「普通は最低でも【男6:女4】だろーよ。お前の方が多く食ったんだし」と思ったが、
そこは「飲みスキル」の高い私(苦笑)、少し多めにお札を出してニッコリ笑顔で
「じゃあ、コレ私の分ね。細かいおつりはいらないから」と言った。
F氏は「ありがとう」と言って素直に受け取った。
帰るにはまだかなり時間が早い。
だがF氏はモジモジしていて何も提案して来ない。
・・・ったく、使えねーなー。と思いつつも、仕方ないので
「近くにショットバーがあるんだけど、よかったらもう1軒行ってみない?」と誘い、
バーに入って適当なスタンダードカクテルを注文した。
ところがF氏はワインリストを見ているだけで、ずーっと押し黙っている。
「どうしたの?」と聞くと「俺、こういう店って慣れてないからさ・・・
カクテルの名前を見ても、さっぱりどういう飲み物なのか判らなくて」と言う。
あいたたた、と思いながらもそこは笑顔で
「ベースは何がいいかなぁ?ジン?ウォッカ?ラム?甘めのリキュール物もいいし、
私はブランデーベースも結構好きだよ。ショートとロングならどっちがいいかな?」
と矢継ぎ早に質問したが、どうやら私の質問の意味自体が判らない模様。
仕方ないので「とりあえずジントニック辺りを注文しておけばいいんじゃない?」
と言うと、F氏は私のオススメに従ってジントニックを注文していた。
どうもこういう雰囲気がお好きではない模様で、話していてもF氏は落ち着きがない。
時間はまだ早いが、私もいい加減に話題を提供するのにも疲れてきたので
「じゃあ・・・そろそろ店を出ようか」と切り出して店を出た。
当然だがバーもワリカンだった。
駅に向かってトボトボと歩いていると、F氏は何か妙にソワソワしている。
「何だろ?もしかしてトイレにでも行きたいのかな?」と思っていたら
物凄~く小さな声で「俺、童貞なんだよね」と言った。
ま、まさかアナタ・・・この後ホテルにでも行くつもりでいたんですか!?
吹き出しそーになるのを懸命にこらえて、彼の必死の告白は聞こえなかったフリをして
「今日はどうもありがとうね。とっても楽しかった。まだ帰るには時間が少し早いけど
私、明日は朝早くから彼氏と待ち合わせしてるから、今日はもう帰るわね。
また機会があったら一緒に飲みましょう。じゃあ、おやすみなさーい♪」
と、満面の笑顔で手を振ってサッサと家に帰った。
当然その後F氏から連絡はなかった。私も連絡する訳がない。
F氏、今頃は同僚の教師辺りと結婚でもして、いいお父さんになってるのかなぁ?
それにしても、あのバブル時代にアソコまでデート慣れしていない人というのも
ちょっと珍しいなぁ~と思ったよ。
少なくとも当時の私の周囲にはいないタイプだったなぁ。
よくよく考えると、教師って公務員だからバブルなんて関係ないもんね。
でも当時は教師ではないものの、公務員の飲み友達(♂)も何人かいたんだけど、
みんな結構遊び慣れていてスマートな対応だったんだけどな。
・・・と、つらつらと昔話を思い出したのだった。
私は母校の恩師とコンパをした事がある。
世界広しと言えど、自分の恩師と「コンパ」をした事のあるヤツは少ないだろう。
当時21,2歳だったかな。高校時代からの飲み友達の1人が卒業後も恩師と仲良くしてて
連絡を取り合っていて、それで「じゃあ卒業生とコンパしない?」みたいな話に
なったんじゃなかったかと思う。
教師チームのメンツは、私達が卒業後に新任で入ったという見知らぬ手合いから
在学中にはいたけど授業を受け持ってもらった事はなかった教師、更には自分が
学生時に授業を受けた教科担任だった教師まで様々いた。
教科担任だったT教師は、私達を見るなりギョッとして
「何だお前ら。今日のコンパってお前らが相手かよー」と言いつつも
「ま、卒業したんだから関係ねーかっ。よーっし!じゃあ飲むぞー♪」
・・・偏差値の低い高校でしたからね、教師のクオリティもこんなもんですよ(笑)
居酒屋に行って、飲みながら「最近の母校の様子」等を聞いたり。
T教師は「お前らの世代が一番横着なヤツが多かったな。本当に苦労させられたゼ。
今のヤツらなんてほーんとに大人しいもんだぜー」と語っていた。
どうやら母校の教師の間では、私達の世代が伝説化していたらしい(苦笑)
何でも私達の代が開校以来、停学者数がダントツに多かったんだとか。
それから当時女生徒に人気のあったイケメン教師が、実は同僚のある女性教師に
めっちゃくちゃ付きまとわれて、自宅(一人暮らし)まで押しかけてこられたりして
命懸けで散々逃げまくった、等という話も聞いて皆で大笑いしたりした。
その後カラオケ屋に移動して更に盛り上がったのだが、私はたまたま隣の席に座った
私の卒業後に新任で入ったというある教師(F氏・仮名)と話が盛り上がって
「じゃあ今度2人で飲みに行かない?」という話になってお互いの電話番号を交換した。
後日F氏から連絡があり、2人で飲みに行く事に。
某駅前で待ち合わせして「で、今日は何処に行くの?」と聞くと
F氏は「俺、あんまり気の利いた店とか知らないんだよね」と言う。
なんだよ、飲みに行くなら下調べくらいしておけよ・・・と思ったが、そこは笑顔で
「じゃあ私が知ってるお店に行こうよ」と言って、F氏を連れて行った。
時は折りしもバブル経済絶頂期。
私の当時の感覚では「男女でサシ飲み=全額男が出す」というのが基本だったのだが
お会計の時に一応スタイルで財布を取り出して「いくらだった?」と聞くと、
何とF氏は律儀にきっちり2で割った金額を言って来た。(しかも1円単位まで)
「普通は最低でも【男6:女4】だろーよ。お前の方が多く食ったんだし」と思ったが、
そこは「飲みスキル」の高い私(苦笑)、少し多めにお札を出してニッコリ笑顔で
「じゃあ、コレ私の分ね。細かいおつりはいらないから」と言った。
F氏は「ありがとう」と言って素直に受け取った。
帰るにはまだかなり時間が早い。
だがF氏はモジモジしていて何も提案して来ない。
・・・ったく、使えねーなー。と思いつつも、仕方ないので
「近くにショットバーがあるんだけど、よかったらもう1軒行ってみない?」と誘い、
バーに入って適当なスタンダードカクテルを注文した。
ところがF氏はワインリストを見ているだけで、ずーっと押し黙っている。
「どうしたの?」と聞くと「俺、こういう店って慣れてないからさ・・・
カクテルの名前を見ても、さっぱりどういう飲み物なのか判らなくて」と言う。
あいたたた、と思いながらもそこは笑顔で
「ベースは何がいいかなぁ?ジン?ウォッカ?ラム?甘めのリキュール物もいいし、
私はブランデーベースも結構好きだよ。ショートとロングならどっちがいいかな?」
と矢継ぎ早に質問したが、どうやら私の質問の意味自体が判らない模様。
仕方ないので「とりあえずジントニック辺りを注文しておけばいいんじゃない?」
と言うと、F氏は私のオススメに従ってジントニックを注文していた。
どうもこういう雰囲気がお好きではない模様で、話していてもF氏は落ち着きがない。
時間はまだ早いが、私もいい加減に話題を提供するのにも疲れてきたので
「じゃあ・・・そろそろ店を出ようか」と切り出して店を出た。
当然だがバーもワリカンだった。
駅に向かってトボトボと歩いていると、F氏は何か妙にソワソワしている。
「何だろ?もしかしてトイレにでも行きたいのかな?」と思っていたら
物凄~く小さな声で「俺、童貞なんだよね」と言った。
ま、まさかアナタ・・・この後ホテルにでも行くつもりでいたんですか!?
吹き出しそーになるのを懸命にこらえて、彼の必死の告白は聞こえなかったフリをして
「今日はどうもありがとうね。とっても楽しかった。まだ帰るには時間が少し早いけど
私、明日は朝早くから彼氏と待ち合わせしてるから、今日はもう帰るわね。
また機会があったら一緒に飲みましょう。じゃあ、おやすみなさーい♪」
と、満面の笑顔で手を振ってサッサと家に帰った。
当然その後F氏から連絡はなかった。私も連絡する訳がない。
F氏、今頃は同僚の教師辺りと結婚でもして、いいお父さんになってるのかなぁ?
それにしても、あのバブル時代にアソコまでデート慣れしていない人というのも
ちょっと珍しいなぁ~と思ったよ。
少なくとも当時の私の周囲にはいないタイプだったなぁ。
よくよく考えると、教師って公務員だからバブルなんて関係ないもんね。
でも当時は教師ではないものの、公務員の飲み友達(♂)も何人かいたんだけど、
みんな結構遊び慣れていてスマートな対応だったんだけどな。
・・・と、つらつらと昔話を思い出したのだった。
コレね、判らなくもないのよ。
先生の方が「狙ってた」ってのは超キモだけど(苦笑)
生徒の方もまんざらじゃないケースが多いんだな。
それと言うのも、そもそもこのコンパを企画した友達は
在学中からその恩師の事が好きでナントカなりたいと思ってて
在学中から必死で「生徒から→飲み友→彼女」に昇格しようと
頑張ってた手合いでしたから。
女子高生(タカモト氏の中学校ってのは異例だと思うが)って、
結構「年上の男性」に憧れる子がいるんだよね。
で、身近な独身の年上男性って「学校の独身教師」な訳で。
>自分の教え子と結婚するってセンセイ、結構いるよね!
私の妹が通っていた高校のセンセイの嫁って殆どが卒業生だよって聞いた時、ドン引きしたもんなぁ~(笑)
そりゃ、一番身近な出会いのわけだが。。。
>ケチなオトコは人生3割くらい損してる気はしますね。
海老で鯛を釣るじゃねぇけど、餌代をケチったらイイ女
なんて釣れませんぜ。
盛大にウケてくれてどーもありがとう♪
もーね、訳わかんない男っていますね。
アレは「教師」だったからなのかなぁ?たまたまよねぇ。
「スタバで絶叫告白」ってのも、私の過去に匹敵するドン引き体験かと(笑)
でもワリカンで「1円単位までキッチリ割る男」って
他にも経験ありますが・・・ロクな男だった試しありませんね。
>ひらいわサン
一応「聖職」と呼ばれる方々ですから。「性職」ではありませんのよ(笑)
すっごく閉鎖的なんだろうなぁーというのは感じますわね。
きっと色事ネタは職員室ではタブーなんでしょ。
何しろ「聖域」ですから「性域」じゃありませんのよ。←しつこい
ケチなオトコは人生3割くらい損してる気はしますね。
捕まるオンナもセコい了見で逃す。あーあ、って感じね(苦笑)
>タカモト氏
あー。自分の教え子と結婚するってセンセイ、結構いるよね!
私の高校にも「教え子と結婚した」っていう先生がいて
女子生徒の間で「キモいロリ男」呼ばわりされておりました(笑)
ああいう職業の方々の間ではフーゾクはタブーネタなんでしょうか。
でも高校の時にさー、先輩(高校在学中よ)が土曜の夜に
ソープ行ったら(←高校でソープってのもスゴイんだけど)
待合室で先生とバッタリ会っちゃって(しかも風紀部の教師)
月曜朝には全校生徒ほとんどがそのネタ知ってたもんね(笑)
私の所にも日曜昼には友達から「連絡網」として情報入って来た。
・・・そんなこんなで、やっぱ教師ってフーゾクは行き難いのかなーと(苦笑)
麻生君も言ってたが、やっぱ先生と名の付く輩は常識が無いというか。
中1の時の担任が(新米野郎)俺らの1こ下のヤツと結婚した話を聞いた時は絶句したもんね。
後日談で「在学中から好意を持っていた」だと。
ロリ男だぜ。
童貞かぁ。
それなりの年代でハッキリと言うのが・・・世間知らずと言うか。
ソープで切ってくれ!ってな。
でもウケるなぁ。
おくって発想が無いのかねぇ~?(苦笑)
と、言うよりも女遊びに連れて行ってくれるような『先輩」が居ないのか。。。
レベルにもよるけど教育大学なんて、それ程偏差値が高い
とは思えないし。。。(本当に賢ければ一流企業に勤めた方が年収的にも上だろうしね)
バブルの頃、長残業や休日出勤なんて当たり前で今考えると良い給料貰ってたから、数人と食事をしても『支払いは
心配するなぁ~』って全額払ってたな。
教訓)ケチな奴に美味しい話は転がって来ない!
さすが姫。色んな経験をしてらっしゃる!
ミーも色んなアイタタな目に合いましたが初飲みで
チェリーボーイ宣言されたことはないっす。
満席のスタバで「真剣にお付き合いして下さいッ!」
と大絶叫されたことはありますが。もち、その大絶叫
男もサシ飲みの際には1円単位でワリカンにしようと
しました。なんだかな~、なんだかね~気分満載。