天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

専業主婦の家事範囲

2022年06月15日 | 駄ネタ
たまにはどーでもいいネタでも…

Twitterにちょっとグチったんだけど、ある日風呂に入るとシャンプーのボトルが空になっていて、更に蓋が開けてあってボトルが横倒しにしてあった。
うちのシャンプーはポンプタイプで同じメーカーの詰替えが買ってあって洗面所の抽斗に入れてあり、なくなるとその都度詰替えて使っている。
どうやら旦那がシャンプー使ってボトルが空になったので「シャンプーなくなったから詰替えておいて」という主張の為にわざわざ蓋開けて横倒しにした模様。

シャンプーの詰替えしながら…ふと「何で旦那は自分で詰替え作業しなかったんだろう?」と思って旦那に聞いてみた。

「ねえ、シャンプーのボトル、自分で詰替えする気はないの?」
『ない!』←割と強め口調
「え…(←強め口調に若干ビビリ)なんで?」
『俺は視力悪いし粗忽者だから、かなりの確率で詰替作業したら液をこぼして周囲を汚してお前に余分な作業をさせる事になる。だったら最初からお前がやった方が効率的だろ』
「なるほど…」

まあ、旦那の言ってる事は筋が通ってるなと思ってそこは引き下がったものの、なんかモヤモヤするんだわねぇ。
よくよく考えてみると「いやそもそも【俺は粗忽者】だと自認してるならこぼさないように努力する気はないんかい!」とか「それでもこぼしちゃったなら何故その後片付けを私にさせる気マンマンなのかと。自分で片付ける気は1㎜もないんかい!」とか色々思うトコロはあった。

我が家は旦那一馬力の収入に頼っていて私はずぅーっと専業主婦。
昔はアルバイトしてた事もあったけど、バイト代は家計に寄与する事はなくてALL自分の小遣いにしてたし、バイトしなくなってからも欲しい物は随時旦那から貰ってる「家計費」から購入したり万単位の物品購入に際しては旦那にお伺いを立てて旦那のカードで買って貰ったり、旦那と大喧嘩してブチ切れると旦那から渡されている「家族カード(決済は旦那の小遣い口座)」を使って勝手に欲しい物を購入するという制裁に出たりしている。
我が家は子供がいない(育てて独立した訳ではなく、元々子無し)ので、昔はよく知り合いから「何で子供がいないのに働いていないの?」とか「子無しで無職なんて暇じゃない?」等とよく聞かれたけど、自分インドアの趣味が多い+友達も割と多くてしかも平日休みの仕事の友達も多い事もあって、仕事してなくても割と毎日忙しく楽しく暮らしているし、そもそも旦那が「外で働かなくていい。(むしろ働かないでくれ)その代わり家事は全面的にお前に任す」という主義の人だったのでwin-winだった。
と言うか、旦那は家事が嫌いなんだな。だから共働きで家事分担とか言われるのがイヤだと言っていた。そして自分も勤労意欲ゼロタイプ。だからと言って家事が好きなのか?と問われるとそれも特に好きでもないし得意でもない、けど…まあ「家事が仕事」だと割り切ればそれはそれで何とかこなせるしな!という感じ。

さてここで疑問。
「シャンプーの詰替えは家事なのか?」「家事ってどこからどこまでの事なのか?」

家の中で起こる事象全てを「家事」と呼ぶのなら、それこそ旦那のお着換えからお風呂で身体洗ったり歯を磨いたり髭剃ったりトイレで尻拭いたりするのも家事なのか?
…まあ、コレは大袈裟だろうけど、少なくとも旦那が自分でした事の尻拭い位は旦那自身でして欲しい、そこまで「家事」にしないで欲しい、と個人的には思ったりする。
だからシャンプーの詰替えも「家事」ではなく、たまたま使った時に無くなったなら最後に使った人が詰替え作業をしてくれてもいいのではないか?と思ったのだ。

そう思うと…旦那はトイレットペーパーを使い切っても絶対にホルダーに新しいトイペを補充してくれないな。そう言えばティッシュペーパーを使い切ると「ティッシュなくなったぞー」って言うけど自分でティッシュをストッカーから出して来る事もないな…ああいうのも全部旦那の中で「家事」に入ってるって事か。
ああ、そう言えば(←今日コレ多いなw)昔旦那から「俺の靴、磨いておいてくれない?」って言われたんだけど、それはきっぱり断ったな。「私の父親は【自分が使うモノのメンテは自分で責任を持ってやるのが流儀】って言っていてよく週末自分の靴を磨いてた」と言うと旦那も素直に「そうだな、それはごもっともだ」と言って引き下がった。
まあ、自分が使う物だろうけど流石に下着や着る物全般のメンテ(洗濯)は家事の範疇だと思ってるから私がやるけどね。要するに靴や鞄や時計みたいな「男のこだわりの逸品」系に関しては私に丸投げしないで自分でメンテナンスしてね、という事で。(そこそこ高額商品なので勝手に触って破損したら怖い、というのも勿論ある)

旦那はそれこそ昔はゴミ捨てすら手伝ってくれなかった。「出勤のついでに捨てて」とお願いしたら「ゴミの汁が服に着くかもしれないから持ちたくない」と断られた。
けど今は分別ごみで「ビニール製容器包装や紙製容器包装(←名古屋市は分別めっちゃ細かいんすわ)」、それからペットボトルのゴミに関しては見るからに汁が出ないのが分かっているので、頼めば捨ててくれるようになった(頼まなければ自分からは捨ててはくれないし未だに普通の生ゴミは絶対に触りもしない)

あと、何故か10年位前から突然洗濯物を物干し竿に干すのを手伝うようになった。因みに洗濯機を操作するという事(洗濯自体)はしてくれない。あくまでも洗濯が終わった物を物干し竿に干す行為だけを手伝ってくれる。そして「じゃあコレ干しておいて」と丸投げするとしてくれない。私が干すのを一緒に手伝う、という事しかしない。
更に4~5年前から夕食を食べた後、自分が使った食器をテーブルから台所のシンクに運ぶようになった。(それまでは食べっ放しだった)コレは衝撃だった。特に私から「自分が使った食器位はシンクまで運んでくれてもよくない?」等と言った事は一度もなかったのでどういう心境なんだろう?と当時思った。
更に更に、2~3年前からは自分が使った食器を洗ってくれるようになった!最初は月に1~2回程度だったけど、私が大袈裟に喜んだら気を良くしたのかそれ以降徐々に食器を洗ってくれる頻度が上がってきて、今では大体7割位の確率で洗ってくれるようになった!これこそどういう心境なんだろう!?

と、まあ何が言いたいのか自分でも分からなくなって来たけど、自分は専業主婦だからそもそも旦那に家事を手伝って貰おうとは思っていない、けれどコチラから頼まなくても少しでも家事を手伝ってくれると…それこそ食器とか洗ってくれる事は凄く有難いと思ってるし感謝もしてる。ちゃんと御礼も言うようにしてる。

思えば、我が家は長らく夫婦仲が良くなくて、それこそ真剣に離婚を考えていた時期もあったけれど、旦那が少しずつ家事を手伝ってくれるようになってから急速に仲が良くなって来たような気がする。特に食器洗いをしてくれるようになってから顕著な気がする。
自分は専業主婦させて貰っているから元々家事を手伝って欲しいとは思っていなかったけれど、それでも手伝ってくれると素直に嬉しいし感謝の気持ちでいっぱいになる。
相手に対して感謝の気持ちが生まれるとやっぱり相手を今まで以上に好意的に見られるようになるし自分も積極的に優しく接したいと思うようになる。そうすると旦那も私の好意を感じて更に優しくなってくれるという「優しさのインフレスパイラル」が起きているのではないか、と思う。

まあ、それにしても「シャンプーの詰替え行為は家事なのか否か」の答えは出ない。トイペやティッシュの補充についても。
これらも自主的にやってくれるようになると、もっと夫婦仲は良くなるのではないか?と思わなくもない。
…今この記事を書きながら気付いた…旦那が積極的に家事を手伝ってくれる(特に食器洗いをしてくれる)ようになったのって、旦那が子会社に出向してからだな!そうか…旦那も現役から退いて子会社に移った事で「第二の人生」についてちょっとは考えるようになったのかもしれないな。それで「少しは奥さんの家事の手伝いでもしておかないとこのままでは定年を塩に熟年離婚されるかも!?」と危機感を持ち始めたのかもしれないなw

そうだね、それは当たりだったね。当初旦那が定年したら年金と貯金分割して離婚する気満々で準備してたしね(苦笑)
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