天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ゾッキ」@12作目

2021年04月02日 | 映画感想
「ゾッキ」

大橋裕之氏著の初期短編集を実写映画化。
オムニバス形式の話がどこかで少しずつキャラクターやエピソードが被っているのですが、それぞれの話を竹中直人さん、山田孝之さん、齊藤工さんが共同監督で分担して撮影しているのが話題になっています。脚本は演出家・劇作家の倉持裕氏が担当、Charaさんが音楽監督を務めています。何とも豪華な名前がズラズラと…

あらすじ
離婚して東京から実家に戻ってきたりょうこ(吉岡里帆)は、物思いにふける祖父(石坂浩二)から「秘密は大事に」と言われる。その助言を受けりょうこが秘密を聞くと、祖父は驚くべき事実を告白する。一方、ママチャリで南を目指しあてもなく旅に出た藤村(松田龍平)は、途中で事故を起こし指を痛めた際に高校時代の秘密を思い出す。痛みをこらえながら走り続ける彼は、立ち寄った漁港で地元の漁師たちと触れ合い、再び旅を続ける。(Yahoo!Movieから丸パク)

全てのエピソードに共通するWORDが「秘密」
登場するキャラクターそれぞれになにがしかの秘密があって、その秘密の内容はつまびらかにされているパターンもあるしどんな秘密があるのかよく分からないパターンも。
全体的にどのエピソードもゆるーくてたるーくて決して爽やかではないエロ入ってて…ギリギリアウトなエロネタもありw
個人的に「牧田と判くん」の話はギリギリどころか絶対にアウトだと思うぞwwwつか、判くんキャラが濃過ぎる!!^^;
あと松田龍平君演じる「藤村」のキャラも若干イミフ…て言うか「旅の恥は掻き捨て」ってそういう事していいっていう言い訳ぢゃねーし!

そもそも本作のタイトル「ゾッキ」ってどういう意味?って劇中で何かヒントでもあんのかなーと思いながら観てたけど、結局全く分からず。
家帰ってから公式サイト見たら「ゾッキとは“寄せ集め”という古本市場で使われる特殊用語」という説明書きがありました。ほーんなるほどな。

本作全編ロケ撮影しているというのもちょっと話題になっています。
で、本作は原作者の生まれ故郷・愛知県蒲郡市が全面協力していてロケの多分ほぼ全てを蒲郡市内で行っている模様。
実は自分の母親があの辺り出身(御津町・旧宝飯郡、現豊川市)で子供の頃から結構足を運んでいる地域なので、映画観ながら「あ、この橋って…」とか「あ、この辺り行った事ある」と思う場所がいくつも登場していてちょっぴり嬉しくなってみたり♪
なんだろう…名古屋市って割と早い段階からフィルムコミッションが発達していてロケ地誘致活動が盛んだった事もあり、映画やドラマ観ながら「あ、コレ名古屋市役所の中じゃん」「あ、コレ堀川の水道橋のトコロじゃん」みたいな見覚えのある場所をよく見つける事ありますが…そしてそれを見ても特に何も思うトコロはありませんが、何故か蒲郡市内の自分が見知った場所がスクリーンに映し出されると何故かえも言えぬ興奮を覚えると言うのかw←お前も厄介な変態か!^^;

で、結局面白かったのか?…うーん。(ヲイ
なんだろうシュール過ぎるよな。万人ウケじゃないのは作ってる側も百も承知で、このゆるーいどーでもいい感じをマッタリと受け入れていけば…程度の感じ(滝汗
まー吉岡里帆ちゃんは本当に可愛いよなー!それから松井玲奈ちゃんが意外に怖いキャラなんですけど!て言うか夜のあの白塗り怖過ぎるからっ!!
それから鈴木福くん大きくなったなぁ~久し振りに見たわ。まだ若干だけど舌っ足らず感残ってんだな。
そして…ピエール瀧さん、この役でスクリーン復帰って!いいのか本当にそれでいいのかっ!w

いやそれよりも、最後の最後までさっぱり分からなかった安藤政信さんっ!何故アナタのよーなイケメンがその立ち位置っ!?^^;
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする