「リンゴが1個残ってるの。」
妻の発言だ。
聞けば、新しいリンゴが手に入ったのだが、古い(ミソになりそうな)リンゴが残っていて、どうしたものかということらしい。
北国というか、我が家では冬のフルーツのメインとなるのがリンゴで、親戚から届いたり購入したりを繰り返し、ひと冬を乗り越える。かなり日持ちするのだが、あまりに長く置いておくと中心部の『ミツ』が『ミソ』に変化してボソボソしてくる。
例によって、
「任せなさい!」
と強がり。と申しますか、チャレンジしたかったリンゴ料理があるんですよ。その名も、
≪薔薇のアップルパイ≫
何回かトライしてるんですけど、なかなか満足のいく仕上がりにならない。今回こそは!という思いで挑戦してみることにしてみました。
下ごしらえ・調理の部
・リンゴを超薄切りの くし切りにします(スライサー使えば、とも思うんですけど・・・)
最大2~3㎜幅を目指して
※厚いと、うまくまとまらないので、ここが勝負所かも
・グラニュー糖16gとレモン汁5gぐらいを入れて、600w4分レンチン
・あら熱が取れたら水分をぬいて、スタンバイ
・解凍しておいたパイシート(生地を買ってきちゃった)を伸ばし切り分けて
・リンゴを手前から少しずつ重なるように並べていきます
※奥の生地に少し余裕を持たせます(恵方巻きと同じ理屈=糊代)
・手前からクルクル巻いて、ちょっと広げてオーブンへ
・200℃のオーブンで15分加熱
おおっ、初めて薔薇っぽくなったぜ!
嬉しい!
調子に乗って第二部!
あ~あ
黒薔薇になっちゃった(奥の3つ)。手前の3つはホタテパイ。
スイーツ作りは面白いんだけど、一筋縄ではいかないみたいなんですよね(多分、加熱時間が長すぎた)。
とりあえず、過去最高の出来映えであることは間違いありません。
そうして、何よりも、家族が喜んで食べてくれたから良しとしましょう。
リンゴちゃん、楽しいチャレンジの機会を与えてくれてありがとうね。
次回は、手作りの生地で、しかも全部成功を目指したいと思います。