緊急事態宣言が明けて、喜ばしいことなのだけども、実は私には「あ~、明けちゃったな~」という気持ちもありました。
というのも、夫はお酒大好きののんべぇおやじ。外で飲めるこの日を心待ちにしていたはず。
お酒も好きだけど、それ以上に仲間とワイワイするのが好きなので、早晩、仕事帰りに街に繰り出してくるだろうな~、と思ってたらさっそく、昨晩、ご機嫌で帰ってきました。
「久しぶりにみんなで行って来たよ~」
「やっぱり、活気があっていいよね~」
あー、はいはい、よかったね。
いままでずっと家呑みで我慢してきたもんね~、たまにweb飲み会やると嬉しそうだったもんね~、と最初は微笑ましく相槌を打っていたんだけど。
用意してあった夕食は食べてくれたので、そんなには酔ってないのかな~と思ったけど、甘かった
うちは狭いマンション暮らしなので、寝床はダブルベッドなんですが、酔っ払いオヤジは隣に女房がいることなど忘れたようにすっかり忘れて、動き放題
どったんばったん、勢いよく寝返りを打つたびに、ベッドは揺れるし、腕は降ってくるし、腰は蹴られるし。
そのうちイビキがうるさくなってきて、なんの夢を見てるんだか、「#$%&’+*)=~!」と寝言。
そして「ふんふん~ふんふんふん~」と鼻歌。
もーーーーー、うるさいわ!
寝られんやないか!!!
私、一応まだ不眠症の治療中なんですよぉ。
もーちょっと気を遣ってもらえないもんですかね・・・
なんて、無理だよね~、飲んじゃったらもう自分の世界だもんね。
まんじりともできない中で、ふと思いつきました。
そうだ、元・息子の部屋を、酔っ払い用の寝室にすればいいのだ、と。
前々から、元・息子の部屋を整えて、こういう時の「私の避難所」にするか、いっそのこと私の寝室にしてしまおうか・・・ということは考えていたんです。
でも、リフォームしたばっかり、念入りに壁紙も選んで、窓も二重サッシにして、ベッドも新しくして居心地良くなった部屋から、なんで私が出て行かなきゃならんのよ・・・という気持ちがあって、決めかねていて、そのせいで元・息子の部屋は物置状態になっていたのです。
でも、今回、閃きました。
夫が酔っ払い状態の時だけ、あっちで寝てもらえばいいんだ。
もともと大雑把な夫は、枕が変わっても全然平気だし、ましてや酔っぱらってるときは「寝られればどこでもいい」状態になるんだから。
思い付いたら、即、動きたい性分。
朝、夫が出勤するのを待って、部屋の片づけに着手。
いい天気なので、まず、ベッドに敷きっぱなしだったお布団と枕を干して。
シーツやうすがけ布団を洗濯して。
ごちゃごちゃ置いてあったいろんなものを片付けたり捨てたり。
カーテンだけは新しいのを買ってあったので、窓拭きをしてカーテンをかけ替えて、お昼過ぎにはなんとかこざっぱりと片付きました。
ベッドは息子が学生だった頃から使っていたものだし、カーペットも汚れが目立つので、おいおい替えないといけないけど、とりあえずこれで、今晩また酔っ払いが帰ってきてもこっちで寝てもらえます。
はー、安心。
そして、久しぶりに大車輪で動いて、達成感。
シャワーを浴びて、スッキリ。
遅い昼食を食べたら、眠くなってきちゃったわ~、ふわぁ~・・・