ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

怖いお話

2020-08-29 20:21:14 | 日々の事
こんばんは。

ある晩のことです。

その日は急な残業で、勤務先を出たのがかなり遅い時間になっていました。

連日の疲れもあり、美しい月をみながら、じっとりとまとわりつくような夜風の中を家路へ向かっていました。

いつも通る道ですが、時間が遅く、いつもとは違う感じがしました。

犬のお散歩も、ランナーもいません。

林の近くに二股の道があるのですが、左側に少し下る道の先に、白くて長いスカートが揺れていました。

LEDの不自然に青白い街灯に照らされ見えたのは腰から下だけで、上半身がありませんでした。

立ち止まってはいけないと思いました。

右側のゆるやかに続く坂道を睨むようにして足を早めました。

左右の道の間には倉庫があり、右側の坂道を上り進むと左側の道は見えなくなりました。

見てはいけないと思いながらも気になります。

2つの道の間には、シラカシの木が生えています。

視界の端にシラカシの葉の影が見え、その向こう側に再び青白いスカートが見えた時、そのすぐ横を自転車が通りすぎていきました。

白いワンピース姿の人は、道路の真ん中で深く前屈をしていました。



なーーぜーーー?


しかも夜に白いワンピースで!

しかもかなりの時間その姿勢で!

しかもかなり柔軟性が高い!

びっくりしたー!


白いワンピースを着て夜の道路での前屈は、どうかおやめください。

ひつじからのお願いです。
コメント
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