ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

発達に障害のある子のコンディショニング講座

2015-10-17 05:42:41 | 障がい


都内で栗本さんの講座を受けてきました。

会場入口で浅見さんとお会いし、「今日は遠くまでいらっしゃいましたね」とお声がけいただきました。

阿佐ヶ谷までは約1時間。新横浜は車で20分ですが、電車はぐるりと遠回りなので45分。

15分遠いだけです。つくづくひつじはラッキーだなあと思いました。

浅見さんのお近くの席でいろいろお話させていただき、とても楽しく受講できました。

司会の方のご挨拶中、栗本さんは足を組んだり髪を触ったり、何だか緊張して落ち着かない様子でしたが、いざ講座がはじまるとなめらかにお話されていらっしゃいました。

先日の横浜ラポール第一部とはまるで別人。

でも、正直少し緊張している栗本さんのお話の方が、ひつじにはわかりやすかったです。

緩むといろいろな引き出しから知識とアイデアが溢れてくるので、聞いていると迷子になりそう。

「最初の20分は良かったわ」と浅見さんは厳しい目で見守っていらっしゃいました。うふふ。

ひつじは、いっぱいメモしました。

本で読んだ内容も、以前に聞いた内容も、実際にお話を聞きながら自分で書いてみると、自分自身にわかりやすい形で再整理できた気がします。

横浜ラポールのロビーで走っていた子ども達については、先日ここにも書きましたし、浅見さんにも
二人運動会の記事を読みましたよ。ああいうところが花風社セミナーのいいところだと思いました」
ってお話をしていたら、栗本さんから良いお話を聞きました。

ロビーで走り回っていた子ども達がいたので、栗本さんは何で走っているんだろうな、とじっくり体を観察したそうです。

そうしたら、子ども達は肩が上がったまま走り回っていたそうです。肩が緊張していたのですね。

そして、どうしようかなと思いながら、おいでおいでと手招きをして、肩を触ったり体に触れながら遊んであげたそうです。

そうしたら、肩がすとんと下がったそうです。

触れられて緊張が緩んで、きっと呼吸も楽になったと思います。

栗本さんは

「生きている状態とは緊張と弛緩。人間の特性として力は入りやすく、抜くのは難しい。

発達障害の子は、特に力を抜くのが難しい」とおっしゃっていました。

ダウン症など低緊張の子の特性などにも触れてお話くださり、今回も収穫がいっぱいでした。

休憩を挟み、後半は二人1組でいくつものワークを行いました。

栗本さんがセッションを行っている姿は何度も見ていますが、手や指先が特徴的。

セラピストとしてボディーワークを学んだ学校で学ばなかった技なので、いつも凝視してしまいます。

ていねいに触れているのが遠くからでもわかります。


ワークを行っている最中に周囲の方々を見ると、何だかぎこちなかったり緊張が見られる方も多いように思えたので、
「ひとり金魚の上手なやり方とコツ、親の体の整え方」を質問をしてみました。

栗本さんは、実際に動きの見本を見せて、簡単なワークをご提案くださいました。

あぼづらワカメ」の立位と座位のお見本は、決して忘れません。

誰もいないところで、こっそりやりましょう。うふふ。
(→こひつじちゃんにも、人に見られないところでね、と言われました。)


帰りに栗本さんにお礼のご挨拶をしたら、「良い質問を・・・」と言われました。いえいえ、とんでもないことでございます。

栗本さん、本当に素晴らしい技をお持ちなので毎回勉強になり、体も楽になります。

2冊の本も本当に素晴らしい本ですが、文字ではわかりにくい、画伯の素晴らしい絵でも伝わりにくいところがあるので、

栗本さんの実技を見て学び、

自分自身の動きを客観的に観察し、

子どもをていねいに観察し、

繰り返し感覚を磨いていきたいと思います。ありがとうございました。

声楽の専門家さんとランチして、楽しく有意義な一日でした。



こちらは こひつじちゃんのイタズラ弁当。うひひ。

お友達と一緒に見て、笑顔になってくれたかな。

高校生になってお顔は恥ずかしかっただろうけど「一週間頑張ったね」の気持ちを込めました。

コメント
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