お子さんのお肌が改善していくのは、ママさん達の日々の努力の継続があってこそです。
スキンケアアドバイスの際にお家での様子をお聞きすると、頭が下がることがとても多いです。
赤くなったお肌、痒そうにする我が子を「何とかしてやりたい」と思う母の愛ですね。
「お医者様に行って、お薬つけても良くならないんです」と必死にお話される様子に、少しでも良くなる方法が一緒に見つけられればと思い、今に至っています。
ママさんが毎日繰り返しスキンケアを続けていると、1歳位のお子さんでも自分でスキンケアを行う子がほとんどです。
あるお子さんは、朝ごはんの後にシャワーを浴びたら体に、お昼ご飯の前にお顔に、お風呂からでたら全身にスキンローションとクリームのスキンケアを自分でしています。
もちろん子どもですから、完璧ではありません。
手作りクリームも脚に塗っているのか床に塗っているのか、見えない背中やお尻を塗り忘れる、といったこともありますが、つける時も心地よく痒くなくなるから続けられるのでしょうね。
自閉スペクトラム症や発達障害周辺の方にもアトピーは多いのですが、そういう子ども達も自分でアロマスキンケアができます。
もちろん、将来この子には必要だわ、と思ってやらせてあげればですけれども。
ワセリン、ステロイド薬、お医者様処方の保湿剤は多くの子どもが嫌がりますが、手作りクリームは嫌がらないみたいですね。
ワセリンは石油から作られる鉱物油で、ステロイド薬にも入っていますが、とても塗りにくいです。
自閉スペクトラムの方がワセリンやステロイド薬を嫌がるのは、塗る際に皮膚が引っ張られて辛いのでしょう。
スペクトラムのお子さんには、ママが塗ってあげるより、自分で塗らせた方が痛くなく塗れると思います。