ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

学齢期の発達障がいを考える~青年期に向けて~

2014-12-02 20:33:47 | 障がい
第5回目「感覚統合」は、南部地域療育センター所長 小島久美子氏、作業療法士 高田靖子氏をお招きしました。

まずは冒頭30分間で小島さんの熱い思いを伺い、高田さんに本日のテーマをお話いただきました。

いろいろな方の感覚統合の講演を聞きましたが、たぶん一番わかりやすかったと思います。

ただ残念に感じたのは、思春期の中学2年男子へのアプローチが、「お母さんとタオルで引っ張りっこ」というお答えだった点。

正直「え?」って思いました。

療育センターなので重度や小さいお子さん向けのセッションが多いからかなと思いましたが、精神的母子分離を学んでいただいた受講生さんには、ぜひ別の方法も試していただきたいと思います。

感覚統合訓練は全ての作業療法士ができるわけではないのですが、脳の可塑性に働きかける方法はたくさんありますから、ぜひご本人が取り組みやすい方法、楽しいと思う方法を見つけて欲しいなと思います。

おうちでも特別な道具がなくても、できますからね。

今日改めて感じたのは、発達障がい周辺の方って、ハイハイしなかった子がすごく多いなっていうこと。

嫌な感覚刺激を避け発達を飛び越えることで、自ら発達を妨げてしまうのですね。

終了後はスタッフで16時近くまで打ち合わせでした。

次回はいよいよ最終回。

ママン・エ・モアとしての活動も残りわずかです。


コメント
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