ジンちゃん日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴ります

天才を読む

2016-07-06 22:17:03 | Weblog
石原慎太郎著「天才」読了!
おもろかった!一気に読みました。
田中角榮のユニークさ人間味がビンビン伝わってきました。
政治家石原慎太郎は金権田中政治の急先鋒だったけど、文学者慎太郎は、角榮のことが本当は好きだったんだなあという思いが小説中に横溢しています。
長いあとがきのところに印象的な箇所があります。
青嵐会の雄として田中金権政治の急先鋒だった慎太郎があるテニスコートのラウンジのいっかくで角榮にばったり出会ってしまっうばめんがあります。
どぎまぎしている 慎太郎を尻目に、角榮は
「石原くん、まあ一杯やろうじゃないか
」とにこやかにビールを慎太郎にすすめ軽く雑談をする。
なんてことはないシーンですが、ここに角榮の真骨頂が見えるような気がします。
石原慎太郎、久々の傑作と思います。
「石原くん、まあ一杯やろうじゃないか?」良い言葉ですね。
是非一読をお勧めします。
一番読んでもらいたい人?
もちろん安倍晋三総理大臣ですね。(笑)
コメント
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