晴れ。設計担当のKと一緒に出雲市に行く。「暁」で地調査を行うためである。
「暁」
このN様、古民家風の家を建てたい、とあっちこちを見て廻っていたが、どうもぴったりのものが無い。どうしたものかと思っていた時、内のチラシに載せていた「暁」を見て、これならと思い、電話をされてきたお客様である。
1週間前に内の浜田の事務所にこられ、色々お話をさせていただ結果、たいそう気にいっていただき、現地調査をすることになったのである。
土地はNさんのお父さんが所有されている3ヵ所を見せていただく。
出雲らしくどの土地もさすがに広い。どれも「暁」を建てるには十分過ぎるくらいの広さである。色々検討した結果実家の裏の土地がベストではないかと思い、その主をN様に伝える。
周りは一面の出雲平野、田圃に張られた水が陽光にきらめきなんとも神秘的である。10月、神無月を神有月といわれている神話の故郷出雲。
神々のおわす国出雲には「暁」が良く似合う!
そんなフレーズが頭に浮かんでくる。
「今度出るのは広島では無く、出雲にするか」とわたし。
「チョッと何ぼなんでも思い付きが激しすぎるんではない」とK。