ジンちゃん日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴ります

元消防団長の葬儀そして明日のチラシ。

2007-01-05 18:09:04 | Weblog

晴れ時々曇り。私が浅利消防団の団員であったころの団長であった、多田克己さんの葬儀に参列する。享年82歳、私の親父より1歳年下である。
右向け右!と言われたら、左を向く私の様な人間が、何でまた消防団員だったのか?
若い人がいなかった。商売柄。義理に駆られて。それぞれ理由である。でもボランティア精神があったのも確かである。
消防団員としては、実に最低の団員であった。
数々の失敗。まあ書き出したらきりがないのでここで失敗談を書くのはやめよう。
10年間あまりの団員生活の中でただ一度だけ団長に褒められたことがある。

それは渡津町の山火事の現場でのことである。
渡津町のある山で火事が発生。浅利分団も至急出動せよ!との連絡が入る。ええ!山火事かい。めんどくさいな思いながらちんたらちんたらしながら現場に駆けつける。
現場は、消防車や消防署員や渡津町分団やら浅利分団やら、野次馬やら、婦人会の人やらで右往左往。
前の方に行くとホースを持たされたり、なんやかやと大変な事をやらされるので、後ろのほうで、バケツリレーの手伝いをやっているふりをして気分はサボりんぐ。
早く撤収の声がかからんかなあと思っていると、突然おばさんが、
「あんた分団の人でしょう。これを背負って山の上に上がって!急いでよ」といきなり肩に担ぐポンプを私の肩に乗せる。
”ええこんな重たいもんを持って山の上に!うそーッ!”と思ったが、まさか断るわけに行かず、その水入りの重たいポンプを担いで山の上に。
肉体労働大嫌い。山のぼり大嫌い。努力大嫌いな私がくそ思いポンプを担いで山の頂上まで駆け上がる。息は切れるは、足は吊るわ。
しかし山頂に上がると一面火の海。消防署の人たちが懸命に消火活動をやっている。
さすがの私もわれを忘れてポンプを押しながら消火活動。そのうち続々と色んな人が上がってきて、さしものの火も鎮火。
後から上がってきた人の中には、浅利分団の人たちも見える。
「おれっ!増田君、今日はどうしたん。珍しくがんばっているじゃない」
「僕もやるときにはやるんですよ」

夜の公民館のなおらいの席で、多田団長から、「今日の一番の功労者は増田君だね。ご苦労さんでした」とお褒めの言葉をいただく。

今日、葬儀の会場の後ろの席の方でお経を聞きながら、そんなことを思っていた。

今日の赤チップ(広告宣伝)は、明日の新聞に折り込むチラシである。
2007年新春ビッグ企画と銘打っているこのチラシ、思い切ったサービスを提案している。
「風家」・「萌樹」・「暁」を3月31日まで契約していただけるお客様に限って、
①住宅設備機器の施主支給
②照明器具の原価オープンシステム
③「癒し工房ーX」の無料取り付け
という3第特典を用意しています。
又リフォームをお考えの方には住宅設備機器を原価公開システムにて提供します
そして「癒し工房ーX」をお買い上げの方は1月31日までは15万円(税込み)で販売します。ぜひ明日の新聞チラシをご覧ください。


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コメント (4)
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