曇り。1960年代のフランス・ヌーズベルバークの傑作といわれているジャンリュック・ゴダールの「気狂ピエロ」のDVDを見る。
アブストラクトで揺れる乾いた色彩感覚の映像は、不思議に魅力的である。
底に流れる虚無感と破壊への衝動は1960代後半に異常に盛り上がった世界の学生運動を予見していたのかもしれない。
「内容の変更が形式を変えるのではなく、形式の破壊が内容を変えていく!!」と喝破したのは確かゴダールだったように思うが、その考え方を見事に映像化した映画のように思う。
アブストラクトで揺れる乾いた色彩感覚の映像は、不思議に魅力的である。
底に流れる虚無感と破壊への衝動は1960代後半に異常に盛り上がった世界の学生運動を予見していたのかもしれない。
「内容の変更が形式を変えるのではなく、形式の破壊が内容を変えていく!!」と喝破したのは確かゴダールだったように思うが、その考え方を見事に映像化した映画のように思う。