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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

震災と心のケア!(傾聴について考える 1/10)

2011-04-01 | 第八章「魂と聖霊」

 昨晩は、久しぶりにNHKのクローズアップ現代を見た。震災とこころのケアについて、いろいろ考えさせられた。実際の現場での、被災者のおばあさんのカウンセリングの映像が一番考えさせられた。息子さんを津波でなくし、その自責の念に苦しむおばあさんである。

 また、臨床心理のごく基本的な知識がないため、組織が機能不全に陥りそうなケースも見た。

 このブログも、自分自身のこころの問題や、様々なケアやボランティアに携わる方にお役に立てばと思い。これからしばらく傾聴について書かせていただくことにした。

 写真は、水戸偕楽園の好文亭である。2月に訪問した時の写真だ。その時は震災など、全く考えても見なかった。

 今朝、震災後の偕楽園の映像を見た。今は震災で壁が落ちたり、被害が沢山あるようだ。ただ、倒壊することもなく、しっかり建物が残っていて、安堵した。これからの水戸の復興をお祈りしています。

 さて、こうした震災の被害や身体の故障は、見て判ることが多いが、こころはそうではない。物や身体と違い、判りにくい。そこに光をあてたクローズドアップ現代の良識に深く感謝する。きっと、これにより心のケアへの意識が強くなり、どれだけの人を助けるかとも思う。

 こころは、意外にもろい。本当にもろい。強いストレスが放置されると2-3日でこころを害するとも言われる。また、私も6歳の時に経験した強いストレスは、≪あなたが悪いわけではない≫といわれ、自分もそう思っていたが、実際は、その影響は40年、50年に及んだ。人には無意識の世界があるのだ。気がつかないうちに深く傷つくケースもあるのだ。

 企業に勤めていた時、大プロジェクトも経験したがあるが、人の心はもろいことも経験した。想像以上に頑張れないのだ!月月火水木金金(昔の方はご存じだと思うが)をやると、良いことはない。

 本当に、きちっとした傾聴の知識をもった専門家のケアが必要だ。

 さらに、昨日の息子さんを失った、おばあさんの苦しみは、こころの問題でもあるが、魂の領域の問題と深くかかわると思う。こうした時に、お坊さん、神主さん、神父さん、牧師さん・・・と連携する必要もあると思うが。日本では、世界と比べ宗教や信仰に対する偏見(伝統宗教へも)が強く、どうなのだろう。解決すべき問題は多いが、まずは、身の丈に応じた、このブログから傾聴について考えていきたい。

 傾聴について考える 1/10

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