ストレスのお話をしようと、昨日一日のことを振り返ってみた。朝から晩まで、穏やかに朝は始まったが、仕事で一昨日からの続きの激しいストレスを感じたりもした。仕事が終わってからは、楽しい仲間とのパーティで心地よく一日が終わる。
本当に、不安定な一日のように、快晴だったり、突風が吹いたり、雹が降ったり、雷が鳴ったり、静かな夜空を眺めたり・・・そんな一日であった。
ストレス(暗い感情)は、生き甲斐の心理学では、本人の理想と現実のギャップから生じるとされる。理想?そんな大げさなと思われるかもしれないが、誕生してから今までの成育史の中で獲得してきた理想(こうあるべき)があるからこそ、ストレスが生じるのである。
ストレスというと嫌われ者のように思われるところがあるが、それは人を助ける側面がある。40歳台で窮地に追い込まれた時、微妙な不安感に素早く対応できたのもストレスのお陰である(後で考えると、本当に打てば響くという感じで、どんくさい私が実に俊敏に動けた)。
最近のことを考えても、太極拳のサークルを立ち上げた時の活動も、ストレスがあってこそ・・・という一面があった。
ただ、過度というか、不必要なストレスは減らす必要がある。ただでさえ、ストレスの中に生きているのに、余分な情報(自分の限界を越えるようなストレスを産む)はこまる。そして、そうしたストレスを避けるノウハウというのがあるようだ。
私の最近のノウハウ?の代表作は次の通りだ。皆さまからへんだと言われるかもしれないが、無駄なストレスを生まないたまに、こんな風になってしまった。賛否あろうが、皆さんも、独自に無駄なストレス対策を考えられたらと思う。
①マスコミに振り回されない。必要な時に必要なニュースが最小限あればよく。私は、昨年新聞購読をやめた(週刊のカトリック新聞は購読しているが・・)。テレビも余り見ない。インターネット等があれば、個人的には情報は充分とれている感じである。情報エコかもしれない。
②断捨離も大震災の後で、どう再評価されるか判らないが、生活をシンプルにするということは大切だと思う。・・・今度の連休の時には整理整頓をしよう!
③生活が自立していると、案外ストレスも少ないようだ。心理療法家のスコットペックの次の言葉はピッタリする。「一人でも充分やってゆける人が一緒に生きることを選んだ場合に限って、二人は愛し合っているといえるんですよ。」(愛と心理療法98ページ)。愛と依存性の違いを語っているが、不要なストレスを避けるポイントでもあると思う。
健康に生きる 7/10