イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

仮面を外す!

2007-06-29 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

私にとって子供の頃のヒーローは、スーパーマンであった。気弱な新聞社に勤めている若者が、変装のメガネを外し、あっという間に赤いマントのスーパーマンに変身する場面が大好きであった。

スーパーマンの放映後、テレビでは月光仮面、ナショナルキッド、ウルトラマンなどが登場したが、変身するのは同じだが、素顔を隠すヒーローが主流である。

スーパーマンは反対に素顔を出しているのが好きだ。

人間年をとってくると、仮面をつけることを学ぶ。中学校、高校、大学とちょっとした仮面をつけていた。社会人になったときは、周りの先輩の仮面に驚いたこともある。

営業の部署に入ったが、明るく笑うにこやかな顔、明るい声・・いかにも営業マンという感じで、不気味であった。

会社に入って5-6年もすると、仕事もある程度覚え、「いかにも」の仮面をつけることは、苦にならなくなった。

28年勤めた会社を去り、サラリーマンを辞めた。それから数年し、今に至るが、昔の仮面は殆ど外した感じである。今は、自然体とありのままの自分を大切にしている。

厚い仮面を取り去ると、世の中が変わってくる。スーパーマンの赤いマントは無いし、より非力な自分になる。しかし、不思議なことに自分も周りもイキイキしてきている。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
精神的貴族 (Unknown)
2007-06-29 08:43:59
大きな組織を離れると何は無くても心は自由、それだけにセルフコントロールの重要性を痛感します。
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Unknown (八王子の森)
2007-06-30 10:47:22
確かに、精神的貴族になると、こころは不安定に成りがちですね。生き甲斐をもってセルフコントロールしていけば良いですが、そうでないと大変ですね。このあたりのこと、日本の社会全体としてもどれだけ、認知しているのでしょうか。生き甲斐の心理学の教育事業の必要性が増してくると思います。
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