清盛が神輿に矢を放ったり、持統天皇の時代で小国・日本が大国・唐・新羅連合に戦を挑んだりすることに、このところ心を奪われていた。
そんな中、FACEBOOKで知人から児玉教授のYouTubeの情報をいただいた。衆議院厚生労働委員会 「放射線の健康への影響」に参考人として説明(15分くらい)されているものだったが、実に素晴らしい演説であった。
もし、まだご覧になっていない方がいらっしゃれば是非ともご覧あれ。
生き甲斐の心理学を学んでいる私であるが、実に考えさせられる演説であった。勿論、話されている内容に、ああ、そうだったのかという非常に重要な情報もあり考えさせられるが、本当に現場の体験を元に自己を主張している迫力、思考・感情・行動がぴたっと一致し、何か魂の声という演説に驚愕した。
私もそうだが、組織に縛られたり、さまざまなしがらみに縛られたりで、いつの間にか心が不自由になってしまいがちである。そんな中、こころの防衛機制や現実吟味力を微妙にコントロールしつつ、自分の本音、役割に徹する。そういうことが現代にもあるという事実。
信じられないが、50年前・1961年には30億人であった世界人口も、今年2011年には70億人を突破することが確実である。しかも、その70億人は一人ひとりが違う。身体もこころ(生育史)も違う。
そして、お互いに違う一人ひとりが、このように自己を主張するならば、どれだけこの世が良くなるだろうか。そして、ひとり一人の人生が豊かになるだろうか?いろいろ考えさせられる。
主張 10/10