イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

健全な疑惑感と、不健全な疑惑感 (意思力 5/10)

2018-04-17 | 第三章「無意識の世界」

 疑惑感も人それぞれで、一般論にはならないかもしれないが、私の場合、日常の中でポジティブに働く健全な疑惑感がある一方、もう忘れてしまったような、幼いころのネガティブな体験からか、変に反応する疑惑感があるように思う。

 私の場合時間軸で考えると、現在に関する疑惑感が比較的健全なのに対し、将来や過去に深く関わる疑惑感はどうも不健全なケースが多いようだ。

 自分の拙い経験であるが、健全な疑惑感の例では、30歳ごろの営業の仕事が分かりかけてきたころ、お客さんの電話での微妙な反応から、商談の危機を直感的に察知し、たまたまオフィスに来ていた本社の人と商品のデモンストレーションをして、それが絶妙なタイミングだったこともあり、逆転し受注をした。疑惑感、自律性、意思力のエリクソンのバランスを保っての成功だったようだ。もちろん、意思力が育っていたことが大きい。

 一方、もっと若い頃のことであるが、システム構築のプログラミングをしていたとき、バグに悩まされ納期が気になり、将来への疑惑感や過去への疑惑感からか、どんどん心が不健全になっていった時期があった。不安->怒り->身体症状・・・そんな理論どおりの不健全さえの道行きだった。このときは危なそうな気配を察知したマネジメントのお蔭で救われた。なお、不健全を不健全とするのは、感情の問題をどのように処理したかにある。怒りなどの感情の問題を解決するには防衛機制をうまく働かせる必要があるが、昇華や置き換えなどは良いとしても、抑圧・抑制は良くないと言われる。この場合、疑惑感を抑圧したのだろう。疑惑感をうまく察知し、自律性と意思力をうまく働かせば、自分から別の扉を開いたのに残念だ。

 蛇足かもしれないが、将来や過去の疑惑感は、どういうものだろうか。将来の疑惑感などは、杞憂という言葉があるくらいで、所詮、分からない世界をあれやこれや悩むことである。そして、私の対処方法であるが、最近祈りはとても大事だと思っている。

意思力 5/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!


大学教育ランキング

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。葉書

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。