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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

心の健康が気になる (青春時代と気になること 3/10)

2018-09-21 | 第一章「意識と知覚」

 13歳~22歳の私の青春時代のことを考えると、近所に心の病を持っている方がいて、時々道で立ち話しをしたり、そんなことから心の問題を気にしはじめたのかもしれない。私の場合は親の影響もあり、進路も医者や心理療法家など本気で考えたことはなかった。その一方、中学時代の同級生や幼なじみが、どういうわけか自死をしたり、心の問題がとても気になりだした。大学生時代になって人の創造のメカニズムなどに興味を持ったり、独力でフロイトや当時のはやりのフランクルなどを読んだが何かピンとこなかった。基礎知識不足だったのだろう。身体が病むのは何となく分かるが、心を病む(心因性)とはどういうことなのか。心の病名はどういうものなのか?

 当時もそうだが今でも、心の健康に関するやくだつ情報は少なく、真剣にこころの問題を考えようとする人にとっては分かりにくい世の中だと思う。

 今はU先生の「生き甲斐の心理学」を、仕事をしながらではあるが18年学ばせていただいたこともあり、何が大事かおぼろげに分かるようになってきたようだ。

 小学校に入学して間もなく、登校時に目の前で近所の友達が車にひかれて亡くなったことがあった。それが原因だったと思うが、今考えると神経症的な症状がアラスカに暮らし始めた頃に出るようになった。当時はスクールカウンセラーなどもなく、心の問題と気づく人は皆無だった。しかし、それは時間がたつと何となく直ってしまう。そして、青春時代を過ぎて成年期になってからも神経症的な症状は、時折頭をもたげることがあった。

 今では、生き甲斐の心理学の自己分析のお蔭で、そういうことはないが、自己分析などある程度の専門知識と時間や優秀な指導者がなくてもある程度対処できる方法があると思っている(私の例だが)。それは、直面する問題(ストレス)にこころを煩わせるより、「自分は何のために生きているのか」「生き甲斐は何か」「自分の身体、心(生育史)、魂を大事にしているのか」といった自己実現の課題を思いだすことではないだろうか。アイデンティティが定まり目標が明確になると、内なる混乱は収まるように思えてならない。

 それから、もう一つは、病名を調べたりや細かい原因を探るより、心の健康に関係する要素は6つあるという知識が大切だと思う。①環境 ②老化 ③遺伝 ④自律神経 ⑤免疫 ⑥内分泌。

 6つのうち意識しても仕方がないものもあるが、例えば環境などは変えられる部分が大きい。住む場所から職場、食べ物など生活環境もあるかもしれない。

青春時代と気になること 3/10

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