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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

相手のことに関心を持つ?(苦手な人との付き合い方2/10)

2017-11-14 | 第一章「意識と知覚」

 この写真は遠方から噴水を背景にバラを望遠で撮ろうとしたものだが、シャッターを押す瞬間に人が通りがかり、また、あとで注意して見てみると昆虫が一匹飛んでいるのが写っていた。

 関心を持っていたバラと、関心が無かった人と昆虫が同居する形にあいなった。

 今は、こんな文章を書いているので、関心を持っているバラと通りがかりの人と昆虫の出会いの、記念写真といたら良いかもしれない。

 さて、日本で有名なマザーテレサが、「愛の反対は憎悪ではなく、無関心である」というようなことを言ったことがある。これは別の表現とすると「愛とは関心」ということかもしれない。

 苦手な人と付き合う。普通は「好きで怖くない」といった人と付き合いたいのが人情だが、そういうことではないので、わけがあってのことなのだろう。

 そして、そこには何らかの意思が働いているようだ。人には愛そのものの何かが存在する。そんな人間観をもって自発的に意志を働かせている人もいるだろう。自分が選んだ職業や立場から、まあ仕方がないけどと意志を働かせている人もいるだろう。時には、この写真のように自分の意志とは無関係に、不思議な意志?が働いていることもあろう。

 まあ、どういう経過があったかは別にして、関心を持ってしまう。それが不思議で大事なことのようだ。では、苦手な人とどう付き合うか。何が何でも良い方向に向かいたい。できる範囲でうまくできれば・・・。いろいろあると思うが、二人の関係に希望を微かかもしれないが、もっているようだ。

 何か苦手な相手に対し行動しようと思う。しかし、現実は厳しい。どこから手を付けたらよいか茫然としてしまう。

 ただ、関心を持っていると、次第にいろいろなことが分かってくるものである。鬼の居ない間に洗濯・・居ないときとはいつか?機嫌がいい時悪い時、相手の生き甲斐、身体の問題、生育史の問題などが分かってくる。より理解を深めていく。その中で、不安定な相手(こちらが苦手な人なので、相手もそれだけで不安定になる)とは言え、より安定的な状況で話し合える場をイメージできるようになってくる。

苦手な人との付き合い方 2/10

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