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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

人間関係で悩んだ時、人間観を見直すことはとても大事!(苦手な人との付き合い方 1/10)

2017-11-10 | 第四章「愛とゆるし」

 小学校に入って間もなくのころだった。新しい運動ぐつを母が用意してくれ、学校に登校するため玄関でくつをはこうとした時に、急に白い新しいくつが目についた。新しいくつを友達がからかうと言って母を困らせ、父に叱られて泣いた。さらに鏡を見て、涙が出て友達が笑うといって泣いた。結局は両親に笑われ、励まされたりして、学校に向かった記憶がある。

 その時、私はやや人間恐怖症、人間嫌いであったのだろう。

 そんな私であるが、どういうわけか人間関係の職務を選ぶようになっていく。就職先も営業やマーケティング、そして50歳を過ぎてから福祉関係や「生き甲斐の心理学」の教育事業などである。そういう仕事でやってこられたのは、生育史上の温かい人間関係がベースにあったのだと思うが、最近は哲学的な自分の「人間観」が大事なのかなと思っている。特に、ブレないためにも。

 それは、U先生の「生き甲斐の心理学」の影響と私の信仰からだと思う。

 日々私達が出会う人たちは様々だ。そして、当然ながら様々な感情が湧きおこる。

 基本的な感情として、怖い・怖くない、好き・嫌いがあるという。どんな感情にもこの二つの要素が含まれているという説だ。そして、日々の生活では好き・怖くないという人もいるが、怖い・嫌いといった人もいる。そして、なんらかのしがらみで、そんな人と付き合わざるを得ないときがある。そんな時にどうするか?

 いろいろな切り口があるが、まずは人間観を確かめる為の自問自答があると思う。心理カウンセラーや心理療法理論の世界でも、性善説的な理論、性悪説的な理論、白紙説の理論・・・いろいろあるが。私の学ぶU先生の「生き甲斐の心理学」は、「人の身体は神の神殿」といった聖パウロの思想があり、あきらかに性善説である。

 どんな酷い状態の人でも(当然怖い・嫌いの感情から始まるだろう)、いたわりの心を持ちブレず応対するためには、性善説的な思想があったほうが良いに決まっている。もちろん、その他の理論でもいたわりの心をもつことはできるかもしれない。しかし、それも良く考えると、数万年の歴史をもつ育てられた文化(当然宗教を含む)の影響からいたわりの心が生まれるという面を忘れてはならないと思う。

 愚かな自分でも他者(神仏をふくむ)から愛しまれるのだから、目の前の他者を愛しむ努力をしようと思う。もちろん感情的には、怖い・嫌いが先行するかもしれない。しかし、その感情の意味は、それを乗り越え如何に、怖くない・好きに変換するかという課題を投げかけられていると考えたらどうだろう。性善説の人間観はベクトルの方向を示してくれる。

苦手な人との付き合い方 1/10

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