日々の生活が幸福曲線の中で、平安感ー>友好的感情ー>健康感ー>幸福感ー>統御感という感じで流れていればよいが、やはり、ストレス曲線も日々湧きおこるものである。それも、新しい幸福曲線への糧となるので、大事にすべきものだと思うが。時に、邪眼スイッチではないが、成育史の中で作られた傾向というのだろうか、一過性でなく継続するような暗い感情に悩まされることがある。
こんな時、生き甲斐の心理学で学んだエリクソンの学説の知識から、その感情が不信感、恥辱・疑惑、罪悪感、劣等感、自己混乱感、孤立感、停滞感、絶望感のどれに近いかなどを分析したりし、教科書的な対策を考えるのもよいが、そんなに簡単でないことが多いようだ。
そんな時、もう一つ解決への有力な知識があるようだ。それは、人間は身体、こころ(成育史)、魂(哲学や宗教の領域)からなると考えて、身体からのストレスか、こころからのストレスか、魂からのストレスかと考えることである。欧米だと、医師のとこに行くか、心理療法家のところに行くか、宗教家のところにいくべきか・・・こんな切り分けなんだろう。
まあ、そんなに深刻でないことが多いが、単に身体が疲れている、精神的に疲れている・・・こんな時はそれなりの対処法(寝るなど)が思いつく、魂の問題というとちょっと怪しまれる方も出てくると思われるが、信頼のおける寺院・仏閣・教会に行ったり、あるいは芸術作品を見て癒されることも多い。当然祈りもあるかもしれない。
邪眼スイッチをオフにして、慈眼スイッチをオンにするノウハウ。健康的に日常生活をする上で大事なことだと思う。
慈眼 4/10