イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

理想と現実 (過去の解釈が将来に影響する 8/10)

2016-08-06 | 第一章「意識と知覚」

 縄文小説を書いているときはBC3000年の世界を想像し、仕事をするときはAD2016年の現実に居たり・・・一日の中で、身体はともかく心の世界は古今東西の世界を遊んでいる。それぞれ文化は違うし、良いか悪いかといった基準も微妙に違ったりする。それでもへんにならないのは、自分の中で理想と現実の捉え方が確かで切り替えが正確で、理想と現実の混濁がないということだろう(その判断は主観的だが)。

 さて、生き甲斐の心理学を学んでいくと、病理の問題として理想と現実の混濁の問題がでてくる。例によって、自己事例の研究するわけであるが、混濁の例はいくつも出てくる。所属している組織の末端にいるのに、あたかも社長になったような発言をしたり。小学校低学年のころは、スーパーマンになったつもりになり、高いところから飛び降りそうになったり、混濁の傾向は結構あるものだ。

 若いころに夢中で読んだ本に「ドン・キホーテ」がある。風車に向って突進したり、いろいろな奇行をするのだが、従者が現実的でセーブしてくれる。私も、ややドン・キホーテ的なのか、自分の弱点をある程度認識しているのか、周りの人にはサンチョ的な人が多く、そして危ない時に自分の頭を冷やしてくれる。ありがたいことだ。

 最近、映画を某外資系通販でネットで見る機会があるが、理想と現実の混濁という観点をもつと、人の悲しさというか現実というものを教えてくれると思う。

過去の解釈が将来に影響する 8/10

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