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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分をホントに大事にするための旅!(旅の意味① 3/10)

2013-11-01 | 第八章「魂と聖霊」

 楽しい旅行というと何をイメージするか?私は、自分の身体をいたわるというか、美味しいものを食べのんびりしたいという想いが強かったこともある。また、最近では、幼いころ家族で行った思い出の地や、若い頃熱心に研究した偉人の足跡を訪ねたいという生育史に関わる想いもある。あるいは、信仰に関係する想いも。

 さて、歴史上で旅がポピュラーになってきたのは、どうも五街道が整備された江戸時代以降のようだ。今手元にある「国分寺のあゆみ」という本(国分寺市教育委員会発行)には、1751年~1870年の268人の手形情報データがあり、旅の目的に関する記述がある。それから計算してみると、伊勢神宮が43.7%, 富士山浅間神社が15.3%、榛名山が10.4%, 相模国与瀬神社9.0%, 修善寺温泉4.4%と続く。当時は講を作っての一生に一度くらいの大事業だったものもあり、当時の庶民の心意気が見え隠れしてくる。

 生き甲斐の心理学では、自分を3つに分類し、身体(医療の対象)、こころ(臨床心理学の対象)、魂(宗教や哲学の領域)を大事にすることが自己実現の道の一つと学ぶ。

 旅は、日常の生活からちょっと離れた、非日常の世界である。ただ、非日常の中にも自分を大事にすることは重要である。旅を計画するときに、私はチェックポイントとして、その旅は自分を大事にしているかと問うことにしている。そして、この自分を大事にするという視点は、他者を大事にすることにつながったりし、楽しい旅が見えてくるものだ。

 旅の意味① 3/10

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