あることが頭から離れない(どうどう廻りになったりも)。
ある人と話したり、ある事柄のことになると、何か考えがまとまらず、行動もへんになる。
日常の中で、こういう現象に遭遇することは結構あるものである。そして、注意していると私だけでなく、誰にでもある現象のようだ。
さて、この現象を、いろいろ研究した人の中に、カール・ロジャースという心理学者がいる。そして、その現象を7つのポイントでまとめたのがプロセス・スケールだ。自分なりに、7つのチェックポイント(悪い状態)を整理すると・・・
①ネガティブな感情も含め、自分の感情をきちっと把握しているか?(感情が意識上に昇らない)
②自分の経験していることの全体像がイキイキと捉えられているか?(どこかひとごとのような感覚)
③自分の本音をつかんでいて、現実のちぐはぐな感覚(不一致)が意識されるか?(自他混合の状態等)
④言うべきことが、表現できているか?(何も言えなくなる)
⑤他人の解釈等に囚われないで、イキイキとした自分の解釈ができているか?(考え方が縛られている感じ)
⑥自分ができること、役割が具体的につかめているか?(自分が消えるような感覚)
⑦他人との関係がイキイキしているか?(何か人を避けるような感覚)
今、自分のへんはいくつあるだろうか。この2-3年で克服した自分はへんはいくつあるだろうか?
この世は、生きている限り、次々と何かが起こる。その中には、自分がへんになることも、これからも沢山あるだろう。ただ、その対処の仕方を上手にして、これからの悔いのない人生を送りたいものだ。
リアルな経験 9/10