蝶は青虫から完全変態をして蝶になる。青虫と蝶が基本的に同じとは信じられないのだが、蛹の過程でアミノ酸レベルまで分解し再構成されるそうだ。
この不思議な関係に眼をつけて、創造工学として進展させた方が、元同志社大学教授 故・市川亀久弥先生である。
蝶は自然界のものであるが、エンジニアの世界などでも、同じような過程で発明したりしている事例があるようだ。有名なのは、真空管製造会社が市場の終結を予想し、真空技術を使って魔法瓶をつくった例がある。
観点、コアの要素を中心に、あるモノ(現象でもいいが)を全く別のモノにしてしまうのだ。
今回の、福島原発の汚染水循環冷却システムも、まだ多くの課題があるとは言え、創造工学的に見てみると、医療で有名な、血液透析システムに似ていると感じるのは私だけだろうか。
さて、発想を変えると観えてくるものは、エンジニアリングや科学者だけの世界だけでなく、誰でも環境の変化の中で生き抜く中で、日常的にしていると思う。一週間のうちでの自分の行動をふりかえってみると。次のような気づきがあった。
①病院で待たされる時間が想像以上だった。・・・・貴重な読書の時間として楽しく味わったので、損をした気分ではない。
②風邪が治ってきてはいたが、太極拳・気功にちょっと無理して参加(サークルの事務をやっていることもあり)。・・・・太極拳・気功の良い効果で体調がかなり改善した。
③孫と動物園に行ったのは良いが、殆ど時間がなく、チンパンジー舎にしか行けなかった。・・・・他の見学をあきらめ、近くで昼食をするなどし、集中することでいろいろ発見があった。孫も喜んでいたようだ。
まだまだ沢山あると思うが、今日は、≪発想・考え方を変えると≫に、いろいろ考えてみたい。
体験の解釈 7/10
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