イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ときには書を捨て、旅に出よう!(リアルな経験 7/10)

2011-07-18 | 第一章「意識と知覚」

 今朝は≪なでしこジャパン≫の決勝戦を見て感動した。東日本大震災後、日本も何かが変わって、良い方向に向かうのではと思っていた。今回の≪なでしこジャパン≫の優勝は、そのちょっとした思いが実現したようで、嬉しかった。

 若い選手も沢山出場していて、何かとても清々しい(睡眠不足ではあるが・・・)。

 金メダルを目指し、そして、それが実現する(した)人生。なんとも素晴らしいではないか。沢山の日本人に沢山の希望をプレゼントしてくれたようだし。

 さて、U先生から教えていただいたが、次のような、ヒンズー教の中の名言がある。

 ≪人は考えたとおりの人間になる≫

 人生の目標を考える。そして、それを目指す。私も、青春時代は、いろいろ考えた。サッカーで世界一ということを、もし考えついたら、そうなったかもしれないが、私はそうではなかった(残念)。本が好きで、当時は、どこまで理解したかは別に哲学や小説などを、よく読んだ。

 今考えると、その影響は大きく、高校生、大学生で読んだ本の影響は還暦を迎える今にまで、≪人は考えたとおりの人間になる≫の視点から考え、沢山影響を受けたようだ。

 幼稚園〜小学校のころに読んだ、≪ちびくろさんぼ≫、≪ちいさないえ≫、≪安寿と厨子王≫、≪青い鳥≫の影響も大きいが、高校から大学のころに読んだ、芥川龍之介、ニーチェ、カフカ、リルケ、ヘッセ・・・の影響も違った意味で大きい。

 高校2年のころに、ニーチェの本を読んでいて、強烈な自己混乱感を味わったことがあった。混乱と恐怖の中で、私はその本を途中で読むのをやめた。今考えてみれば、やめて良かった。感情を無視して読み続けていたら、きっとへんになったと思う。

 U先生のブログを読んでいたら、心理学的には、①自分は何のために生きているか?②生き甲斐は何か?③自分(身体、成育史、魂)を大切にしているか?三つの問いかけは自己実現のためには、とても大切だということを言われていた。

 そして、自分の成育史等から考えて、自己破壊的な傾向を生んだり、生き甲斐喪失をもたらすよう本は、他の人の評価は兎に角、やめたほうが良いのだろう(人間のこころは意外にもデリケートで、簡単にへんになることを知ったのは生き甲斐の心理学を勉強してからだった)。

 合わない書を捨て、新しい旅にでる。青春時代には大切だと思う。 

リアルな経験 7/10

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