昨日も、時間の合間に動物園に行き、動画をいくつか撮った。コアラがユーカリをひたすら食べている様子。小型のカンガルー・ワラビーが走る様子。マレーバクの水浴び。モグラの天井歩行。その他いろいろ短時間で撮った。
ただ、一番こころに残ったのは、アムールトラの親子である。昨年の7月7日に生まれた3頭のうち一頭のオス、ケイスケは昨年末に亡くなってしまったが、メスのアイとマオは順調に育ち、親のシズカの大きさにかなり近づいていた。
興味をもったのは、親が子供達とどうも、ある距離(物理的にも心理的にも)を置いている姿である。次の映像をご覧ください。
程よい距離をとる。意外にできそうでできない。依存するのではなく、孤独になるわけでもなく、愛の間合いというのか最適距離をとる知覚。
今回はアムールトラであったが、そのほか、チータの親子やチンパンジーの親子、動物園には沢山親子が暮らしているようだ。ますます、楽しみが増える。
蛇足ながら、今日の一節はロジャースのパースナリティ理論命題8
8: 全体的な知覚の一部は、次第に自己(the self)として分化されるようになる。
愛の関係 1/10