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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

動物園でこころの健康を思索する!(愛の関係 1/10)

2011-06-11 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨日も、時間の合間に動物園に行き、動画をいくつか撮った。コアラがユーカリをひたすら食べている様子。小型のカンガルー・ワラビーが走る様子。マレーバクの水浴び。モグラの天井歩行。その他いろいろ短時間で撮った。

 ただ、一番こころに残ったのは、アムールトラの親子である。昨年の7月7日に生まれた3頭のうち一頭のオス、ケイスケは昨年末に亡くなってしまったが、メスのアイとマオは順調に育ち、親のシズカの大きさにかなり近づいていた。

 興味をもったのは、親が子供達とどうも、ある距離(物理的にも心理的にも)を置いている姿である。次の映像をご覧ください。

 http://youtu.be/xjF5udbFc_8

 程よい距離をとる。意外にできそうでできない。依存するのではなく、孤独になるわけでもなく、愛の間合いというのか最適距離をとる知覚。

 今回はアムールトラであったが、そのほか、チータの親子やチンパンジーの親子、動物園には沢山親子が暮らしているようだ。ますます、楽しみが増える。

 蛇足ながら、今日の一節はロジャースのパースナリティ理論命題8

   8: 全体的な知覚の一部は、次第に自己(the self)として分化されるようになる。

 

 愛の関係 1/10

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