イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛のプレゼント!(愛の関係 2/10)

2011-06-12 | 第十章「今ここでの恩寵」

 東日本大震災で莫大な義援金が被災者になかなか届かないという話題もあるが、人が人にプレゼントを与えたりする行為は、人に限らず生命体にとっては結構普遍的な形のようだ。

 先月、シロフクロウが、いつもと違ってオスとメスが近づいていたので、動画をとった。今日たまたま、多摩動物園のホームページを見ていて気がついたのだが、それはシロフクロウのこの季節ならではの、求愛行動だったようだ。

http://youtu.be/GUqFXWYMHDs

 動画を見ていただくと、しばらくして、小さなボボボボボボボ・・・という鳴き声が聞こえる。それはオスの求愛行動の一環のようだ。そして、次にオス、メスともソワソワする。さらに、オスが餌のネズミを加える。そこでこのときは、動画を撮影している私のそばに他の観客が来たため、撮影をやめてしまったが、その餌をメスにプレゼントするというのが、一連の求愛活動だそうだ。

 人間だけでなく、シロフクロウも求愛のためにプレゼントを贈る。なんとも心温まる。

 たまには、妻にもプレゼントをあげなければ・・・

蛇足ながら、今日の一節はロジャースのパースナリティ理論命題4

   4: 有機体は、一つの基本的な傾向と渇望(striving)をもっている。すなわち、体験している有機体を現実化し、維持し、強化することである。

 愛の関係 2/10

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