自己肯定、他者肯定のスタンスが暮らしの中のカウンセラーの重要なポイントだと、U先生から学んだが、これが意外と難しい。特に、他者肯定的な行動の中に他者否定が潜在したりする。
私ももう50歳台の良い年なのに、若いころの血気盛んなころの癖のようなものが、時折出てくる。
最近は、ペトロ・ネメシュギ神父の著書に影響されて、天に昇る気持ちになるのは良いが、その思想が、自分の理想領域(こうあるべきだ)を硬直化させ(実は身についてないので)、いつの間にか他者を否定的に見たり感じたりしてしまう。
そんな自分を昨日感じたのだ。勿論、ペトロ・ネメシュギ神父の問題ではなく、自分の個人的な問題である。自分の中の防衛機制の問題であろう。
自分のこころの奥に気づかない、自己否定や他者否定の要素があり、形を変えて噴出するようだ。優越感、尊大感というのであろうか・・・それを、感じた時は自分への注意信号だ。
自分の中の思考・感情・行動のバランスを崩す前に、こころを落ち着かせ、祈ろう。人の身体は神の神殿。そんなことを想いながら。
<理想と凶器 1/4>
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