イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

憂鬱で孤独な一日・・・

2007-11-01 | 第十章「今ここでの恩寵」

 一年365日。楽しい日もあれば、何か憂鬱で孤独な日もある。

 しかし、そんな憂鬱で孤独な日にも、救いはどこかにあるように思う。石川啄木の短歌をしみじみ詠む。

 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
 花を買ひ来て
 妻としたしむ

 幼い頃からいつも父の書棚を見て育ったが、石川啄木の詩集が、父の書棚にあり気になった。そして、高校生の時に父の書棚から取り出して、読んだ記憶がある。戦後の物資不足の時代の本で、茶色に硬く変色した本であった。

 その石川啄木の詩の中にあった、心に残る一句がそれだった。

 憂鬱で、孤独な一日にも、どこかに心から感謝できる一瞬があるように思える。

 大事にしたい。

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