一年365日。楽しい日もあれば、何か憂鬱で孤独な日もある。
しかし、そんな憂鬱で孤独な日にも、救いはどこかにあるように思う。石川啄木の短歌をしみじみ詠む。
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買ひ来て
妻としたしむ
幼い頃からいつも父の書棚を見て育ったが、石川啄木の詩集が、父の書棚にあり気になった。そして、高校生の時に父の書棚から取り出して、読んだ記憶がある。戦後の物資不足の時代の本で、茶色に硬く変色した本であった。
その石川啄木の詩の中にあった、心に残る一句がそれだった。
憂鬱で、孤独な一日にも、どこかに心から感謝できる一瞬があるように思える。
大事にしたい。
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