昨日に引き続き、カキオコ話をもう一丁しときましょうかね。
表題を見る限り、飲んだ後、2次会でカラオケボックスに行ったようにしか思えないでしょうけど
さてさて。
先週、再び日生に行ってきました。
この町はそこら中に牡蠣が転がっているような気がします。
ま、それは言いすぎかもしれませんが、至るところで牡蠣の匂いが漂ってきますな。
で、今回訪れたのは、日生の中心部のカキオコゾーンからは大きく離れた郊外にあり、最も岡山市寄りにある店。
その名も、『歌&吉倶楽部』。
この店は一体、カラオケ屋なのか、お好み焼き屋なのか
さらに、店の入口の背にして振り返るってみると、野山が広がっていて、今にも猿とかが近寄ってきそうな気がします
mebaruさんが「カキオコ屋の中では比較的空いている店」として推奨して連れて行ってくれました。
たぶん空いているのはロケーションの問題だと思いますが、ひょっとしたら味に問題が・・・
さて、店内に入ってみると、カウンターのみ10席ほどのこじんまりとした小さいお店。
サブちゃんのポスターも貼られているところを見ると、やはりカラオケ熱も凄そうです
なんとメニューは2つしかありません
たぶん夏場になれば、メニュー表上の「かきおこ」の「かき」部分に「えび」と書かれた紙が貼られるんでしょうな
ここまでメニューが少ないと、メニュー表自体が要らない気もしますが、これ以上野暮ったいことを言うのはやめておきましょう。
キャベツと生地の上に大ぶりの牡蠣がいくつもポロ~ンと横たわっている姿がたまらないですよね。これぞカキオコの魅力
牡蠣の香りが店内に広がっていきます。
さあ、いただきましょうか
毎度のことながら、ぷりっぷりのジューシーな牡蠣。
牡蠣はもちろんですが、柔らかめの生地とキャベツもソースと良く合います
前回のオレンジハウスと比べると、こちらの方がサイズはやや大きめですかね。
生地はオレンジハウスの方がしっかりとしていたと思います。
これは店のおねえさんがサービスしてくれた「かきゴマドレ」。
メニュー表にあったカキオコ以外の唯一の料理で、かきとネギをごまドレッシングで炒めるという、いたってシンプルなもの。
「みんな美味しいって言うよ」と、おねえさんも自信満々。
んー
たしかに美味いんですがね。
ただ、あえて牡蠣をゴマドレと炒めなくてもいいと思うんですわ。
たぶん単純に牡蠣をそのまま焼くだけで十分だったんじゃないかって気がします
ま、おねえさんのサービスですから、何も言わずに有難く頂戴しておきました。
↑こういう表現をすると、少しいやらしい感じがするかもしれませんが、あくまでも日生のおねえさん、しかも「相当な」おねえさんですので、あしからず・・・
こちらのおねえさんが歌が好きなようで、カキオコ屋の奥はカラオケ部屋となっているようですが、その扉の近くにこんな貼り紙がしてありました。
「お客様へ 歌の批評 指導はしないよう」
じゃあ、こういう人の場合、どうしたらいいんでしょうか
何も突っ込まないのも逆に失礼な気がしますけどね
かの有名な、はせぴょんの「木綿のハンカチーフ」
日生からの帰り道。
青空の下、瀬戸内海に浮かぶ多数の牡蠣いかだが見えましたが、これは風情がありましたね。
「カキオコ屋はよう儲けとんな~」と思いながら眺めていたので、ひろぽんは、いかだの上に金銀が山ほど転がっているように錯覚してしまいました
かなりの下衆野郎ですな