WEB-ROAD

From Hiron to many NetWalkers♪

Newtype 9月号

2007年08月14日 20時53分25秒 | Hikki
アニメ雑誌を読むのは、本当に久し振り。まさかHikki関連でこの手の雑誌をまた買う事になるとはね。
雑誌には、辛うじてタイトルだけは聞いた事あるかなぁ程度で、殆ど私の知らないアニメばかりが載っています。
ざっと流して見てみても、だいぶあの頃と様子が変わったなぁと思う。
いわゆる”萌え系”ってやつですか。それがどのページ開いても載ってるよね。
ひと昔前はこういう可愛らしいタッチのものは、アニメにしても漫画にしても女の子のものという感じでした。
でも今はそうじゃなくて、どちらかというと男の子向け。女の子の方が、逆にもっと男臭いのを好む傾向にあるような気がします。
そんな中にあって、”ガンダム”や”エヴァ”というのは別格ですね。
タイトル文字を見ただけで思わず襟を正してしまうような、そんな風格すらあります。
今回私にとって、緒方さん、林原さん、三石さんのコメントが読めたのは貴重でした。三人三様に語る、物語の当事者であるが故のこころの葛藤について、とても興味深く読みました。
約10年という時間を経て再びこの作品に挑むにあたって、彼等の声がそのままシンジやレイやミサトさんになるのだから、その入れ込み具合と言えば相当なものになるのではないでしょうか。
対照的にあまり思い詰めた風でないのがHikkiです。
歌にテーマやメッセージを織り込んでいくやり方は今までとは大きくスタイルが違うものの、
元々Hikkiが歌う音楽とエヴァに描かれるテーマは根本的に同じもの。
それに気付いた時彼女は、自身の中にエヴァを見つけ感じることで歌を導き出すことが出来たようです。
インタビューの中で「”Beautiful World”という世界自体、(実は)存在しないんだけど、」と言う彼女。
その理由がどこか、”Fly Me To The Moon”というのは別にほんとに月まで連れてってという意味じゃないのに近いように思えて面白いと思いました。
兎にも角にも、テーマに添って提供した楽曲をHikkiがこれだけ気にかけるのは珍しいこと。
映画館に行くのが楽しみです。