ヒッキーが終わった恋に執着が無いのは、完成した楽曲に執着が無いのにも似てる気がする。
けれどそれは決して”遊び”だった訳では無くて、愛を育んでいた時も、
音楽を作っていた時も、ヒッキーはきっと全情熱を傾けていた。
全力を尽くしていたからこそ、終わった時にはそこに風流を感じられるのかもしれない。
ところでこの”Passion”、私には歌詞が所々いまいち理解出来ないでいる。
音楽雑誌に掲載された”Passion”の記事によれば、
老人が青春時代に経験してきた色んな恋を回想している、
というような歌詞にしたとヒッキーは言う。
そうだとするとこれは、色んな恋がザッピングされて描かれてるのかな?
いくつかの忘れられない恋の場面を。
過去を回想する時、少なくとも私は順を追って思い出す事は無い。
バラバラになっている記憶の断片を繋げながら、思い出していく。
それで考えると”Passion”は、色んな恋ではなくて、
一つの恋の中の様々な場面を回想しているのかもしれない。
何にしてもこの恋の相手とはついに結ばれる事の無かった主人公だけど、悲壮感は感じない。
それだけ未練を残す事無く、恋人を愛し切ったという事なのかな?
追伸その1:ひかるの熱が下がってきました(*´▽`*)
追伸その2:さっきジュースを買いに行ったら、自販機の下で50円拾いました(*$$)
追伸その3:シェル・シルヴァスタイン著「続・ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い」を読みました♪