植物越冬メモ

散歩中に見つけた熱帯植物を紹介していきます。。

ブーゲンビリア 耐寒性

2016年02月23日 | ブーゲンビリア

ブーゲンビリアとハイビスカスの耐寒性の比較では
葉が小さく、つる性で広範囲に比較的育つブーゲンの方が有利で、-3度(湘南、伊豆、室戸、都心部、)では
露地で越冬を見かけます。宮崎では、エリザベスアンガスが多く栽培されているようです。

・どの種もはじめは、越冬時の寒波で落葉するようなので、主幹は防寒対策するといいと思います。
・小苗の耐寒性は少ないようなので、、、

南伊豆市 サンデリアナ


江東区 サンデリアナ

で、今回近隣の園芸、店で軒下で越冬したのを購入して、屋外の霜よけハウス内おいてます。


赤系のブーゲンバッティアナ系

・屋外で、露地越冬する、赤系の品種だそうです。当地は、アロエさえも霜げる寒冷地なのですが、このブーゲン(赤)は、
2月の厳寒期まで葉を保っておりました。

あともうひとつブーゲン購入。サンデリアナ系?

大輪で花持ちがいいといわれる品種です。紫色の品種で、葉が残ってます。

室内の養成株サンデリアナ
グラグラ系品種、花はパープルロープより鮮やかではないですが、丈夫な為、よく暖地の軒下や無霜地帯で地植えされています。


パープルロープ サンデリアナ系?


 こちらは、大葉でどのくらいの耐寒性か不明なので室内に入れました。
写真ではわかりづらいですが、他種より紫というより、赤色の方が強い感じです。こんな感じですくすく育ってます。





ベランダ無加温温室

2016年02月23日 | 庭先越冬
寒い日が続きますが、梅やクリスマスローズには、開花などが見られるます。

最近は、10℃程度まで気温が上がり、-1度で冷え込みが緩くなっています。
冬に生育するフユノハナワラビ

こんな寒い冬に生育するんですね~ 

今回は、庭ではなく、ベランダ内で極寒の冬を越した植物を紹介します。どの植物も霜よけハウスなしだと、越冬不可の植物ですが、アクリル板で囲っただけでしっかり越冬してくれます。当地は、-4~5℃近く冷え込みますので、これで越冬できたことに最初は驚きました。(笑)

オボロツキ(朧月)グラプトペタルムの仲間
当地でも軒下で越冬を見かける。ほふくして生育する種類である。


最近の温度変化の影響なのか、花芽をつけました♪
少しずつですが、動きだしています



・ゼラニウム フクロソウ科 南アフリカ
こいつは、アロエよりも耐寒性があり、霜よけで程度でも十分開花しています。



・サボテン(強刺類:フェロカクタス属 北米原産


北米原産なので強いです。毎年2月末に開花します 。左が江守(エモリ)、右が金鯱(キンシャチ)
 開花したときのやつ、去年は、二つの蕾がでてきました


ここでも軒下で、金鯱が越冬を見かけますし、都心部でもみます。


オオタニワタリ 越冬

2016年02月19日 | 庭先越冬

オオタニワタリは、日本にも自生し、伊豆半島や紀伊、室戸~沖縄に自生します。

耐寒性があるといわれますが、着生シダなので、少し越冬にコツが必要です。




・露地越冬のPoint
・着生ものの越冬では、他の植物よりも乾燥ぎみにする必要があります。

新芽の周辺に水を溜めると、冬場、成長点が腐り、枯死する。

オオタニワタリ:無傷です。水は、与えていません


排水性を良くするため盛り土にしたのがよかったのかも・・

アスプレニウム・アビス 無傷です。新芽が膨らんできました。去年は、水やりで葉色が悪かったです。


アスプレニウム:ウエーブ:これは、耐寒性が意外とあったのか越冬2年目です。

ネフロレピスツデー、ハッピーマーブル 越冬可だった。

2016年02月19日 | 庭先越冬
 今回も同様の霜よけハウス内に屋外越冬させたシダ達ですが、

越冬できるネフロレピスは、一般的な海岸に自生するタマシダのみ寒さに強く、似類種のツデーなどは、


タマシダ:静岡市 

熱帯原産で図鑑でも3~5℃が限界の様なので無理だと思っていました。

しかし、室内で栽培していたところ、真夏の室温上昇で葉が多く落葉し、生育不良を起こしたため、屋外で栽培させ

しつかり冬までに体力をつけさせることにしました。


 越冬状況ですが、冬場の1月中場まで生育を続けており、厳寒期2月は、さすがに生育停止したのですが、無傷で越冬す

る事ができました。

・2種とも、排水性を考慮して鉢植えにして越冬させたのが、良かったのかもしれません。
 
・ハウス内では、冬の乾燥からのダメージが避けられるのでシダには適していた。


タマシダ:斑入り ハッピーマーブル

ツデータマシダ


ハイビスカス続き:


ハイビスカス・ボリアヌス 今も常緑維持。2月の寒波で傷んだ葉をカット


葉は、みずらいですが、新芽が動き出しております。

その後・・やはり挿し木苗でながまだ生えたばかりのを越冬させた為。。。
しっかり根が生えていた一株のみ生存した。





ハイビスカス越冬記録(ハウス内:最低温度-2~3℃)

2016年02月15日 | 庭先越冬

 今回は、現在屋外のビニール温室内で越冬中の植物

を紹介です。

この温室は、ビニール資材で囲っただけの温室で、屋外の寒い空気の影響もあり寒いです。(笑)
その為、外気温とさほど変わらないのですが、どの植物の露地植えにしているので、

氷点下になるとヒーターがつき、土の凍結を防ぐため、暖かい空気を送っています。夕方は外よりは2℃程度暖かくなりますが、

夜間は外気温とほぼ同じです。

ここは、冬は年間最低気温(約-4℃~5℃)で、霜も多いので、一般に寒さに強い(ゴムノキ、シェフレラ、アロエ 耐寒-2℃

程度)も越冬できないのですが、

">霜を防ぐ軒下
では、(ユッカ・エレファンティペス、ルリマツリ、エン

ジェルトランペット、カンナ、アロエ、ゼラニウム
 
耐寒-4~5℃の植物、)ぐらいが越冬できます

耐寒性のあるシュロもこもまきされててる(笑)逆に珍しい光景です


ハイビスカス: 一般な赤系のが強いといわれますが、
暖地でもギリ越冬なようで、細枝が枯れ込む。


その為、より開花期や状態良く越冬できる、原種が良いと思い


ボリアヌスの挿し木苗

最近赤系で多い園芸種イタリアンレッド(在来系:別名サマーレッドアント)
の小苗を越冬させてみました。


※ボリアヌスは、園芸種と比較的、葉や草姿が似ており、原種の他種と同様に耐寒性を調べるために選んだ。

赤系ブリリアントやレッドスターより新しく、近年はサマーレッドの方が流通量が多くみられるようになったので、耐寒性があるが試してみた。

実際、暖地で露地植えされるのは、ペインテッドレディーとブリリアント、たまにレッドスターだと思われる。

ペインテッドレデイー



">ブリリアント


:園芸種だが性質は強い。 室戸岬、伊豆で地植えを確認

ペインテッドレデイー:園芸種だが、宮崎での植栽が見られた。伊豆や湘南では見られなかった。

で越冬の結果!!。

サマーレッド:園芸種葉は落葉したものの、

まだ株や枝葉は健康を維持していました。しかし、ボリアヌスと比べると多く落葉し、1月には、すべての葉が落葉した。

落葉後に著しく苗が傷んだので、この品種は、無霜地帯でも露地栽培は難しいだろう。

原種ボリアヌスの開花



園芸種と交配可能である。挿し木苗の4株中で3株越冬成功。2月のはじめまで落葉なしだった。

2月の厳寒期屋外気温(-3~4℃)のみ葉が凍傷を受けて一部が黒くなり下葉の2、3枚が落葉した。

しかし、上葉は落葉せず新芽のダメージはなし

原種は、湿気を好むようだが、露地越冬では乾燥気味が良い(湿気で一株が先端部っが凍傷のダメージで枯死)。落葉しても、下葉のみなのである程度耐寒性があ

り、当地でも露地植え霜よけのみ越冬できるか、試したいと思います。