植物越冬メモ

散歩中に見つけた熱帯植物を紹介していきます。。

庭の熱帯植物たちの近況

2017年07月16日 | 庭先越冬

お久しぶりです。。

庭の熱帯植物たちは順調に生育中です。

裏庭の入口には。。

ストレチア・ニコライ 



2017.7.24

これは100均で購入、大きくなったし、今冬は屋外霜よけで越冬の予定。。

コルジリネ・ストリクタ


2017.7.24

この株は露地で約4年越冬していて、最近になり、子株が(写真では下部)でてきた。

まず、裏庭コーナ

冬期のみビニールで霜よけをしヒーター(凍結ふせぐ:積雪や氷点下が続く2月に使用)



少し入ると

2017.7.24

タマシダ

2017.7.24

ハイビスカス鉢植え (レッドスター、ペインテッドレデイー今年はこの場所で越冬に挑戦する。)

2017.7.24

クワズイモ 

2017.7.24

この時期は成長が著しい。



あと上で紹介した以外にもまだまだブーゲンが、地植えされていて、このブーゲンはサンデリアナでつるが良く伸びるので
支柱たてて固定。


赤ブーゲンは、移植ダメージが大きかったのかなかなか
芽吹かずに焦ったが。。。


5月の24日にようやく芽吹き
この写真は6.30でようやく生育開始した。上の方は幹が寒さで枯死したようだ。
(去年は、2016.4.30に芽吹いたので)

クワズイモとインドゴムノキ

2017.6.23
クワズイモは2株あって、こちらのはスペースに余裕があるので高く伸ばしている

剪定されたゴムノキ

2017.7.24

冬期、屋根もつけ完全にハウス化させるので、あまり伸びると入らないので剪定は7月末に
行い、8月には十分に再生できるように毎年行っている。
十分に再生させないと、光合成が行えなくなり、耐寒性が弱くなる


ゴムノキ。クワズイモ、リュウビンタイ、オオタニワタリ、テーブルヤシ、ブーゲンビリア(サンデリアナ),

アジアンタム、セローム、ハイビスカス(レッドスター、ブリリアントレッド、ペインテッドレデイー
)を植栽。

さらに進むと。。。

2017.7.24

グレープフルーツ、シュロ(和棕櫚で約6年目)、ココスヤシ実生約3年目、パキラ(熱海で越冬確認したのでいつか屋外霜よけで。。)



2017.5月中旬

ヤブソテツ、ニシキシダも南国植栽に参加させた。。それも日蔭や寒さに強い。


2017.7.24

中央の鉢の葉がないものは、ソテツである。移植したので葉をカットした。
まわりには、コモチシダ、アジアンタム、プテリスなどを植栽。

軒下コーナまだ開発中。。。

2017.7.24撮影

ハマボウ

2017.7.24

斑入りゴムノキ

2017.7.24


2017.7.24
ピンクバナナはだいぶ生育した。


2016作成。

ジャカランタ

2017.7.24

2株庭植えした、まだ若木なので幹は細い。今年の2月ごろこの地で霜よけで越冬できたので、
-4℃~5℃の地域でも霜よけすればジャカランタが越冬できることを証明できるかも。


軒下コーナはハイビスカス似も含めを多く配置。



ブリリアントレッドとレッドスターの寄せ植え

2017.6.23

昔は赤でいうとブリリアントレッドだったが、現在はレッドスターが多く見られる。


2017.5.24
アブロチン:姫りんご この品種は耐寒性が強く、霜や雪でも大丈夫 -4℃に耐えた。



左:アブロチン 姫りんご   右:レッドスター



セイヨウフヨウ・ピンク系


北米原産で北海道でも越冬できるらしい、数あるふようの中でもがハイビスカスらしく、ハイビスカス・ペンテッドレデイーに花色も似ているし、華やかでお気に入り。



ハイビスカス・ペインテッドレデイー



ユッカ・エレファンティペス

2017.7.24

越冬約5年目で、長く屋外で越冬している。
根があまりない状態で販売される事もある。その場合、耐寒性は弱く、葉全体が一年目は茶色になった。


アロカシア・アマゾニカとグリーンベルベット

2017.7.24

この種類は、高温性で屋外で越冬は不可。
もちろん鉢植えで室内でも15℃ないと難しい。

アロカシア・ブラックステム、バンビーノなど

2017.7.24

ブーゲンも植えた。。2月初めまで屋外の無加温温室で越冬したので、2月末に霜よけ下で植栽。


ブーゲンビリア・サンデリアナ

2017.5・24

ブーゲン・紫の交配種

2017・5・24

この軒下コーナのブーゲンビリア・サンデリアナと紫の交配種、裏庭コーナの赤ブーゲンは
ブログの過去紹介した記事「ブーゲンビリア・耐寒性」で紹介した株である。


冬期ビニールで霜よけを行う。ヒータ無し。

2016年作成。

ピンクバナナ、チュウキンレン、ブーゲン(サンデリアナ、交配種紫と赤)、斑入りゴム、

黒ゴムノキ、ハマボウ、ジャカランタ、ゴールドクレスト、レモンユーカリ、ユッカ・エレファンティペス、コバセンナ

アブロチン姫りんご、タマシダ
、を植栽


ゲジゲジシダ

2017.7.24

シダも多く植栽し、日本に自生するゲジゲジシダは、
熱帯原産のタマシダに似ているので、隣合わせになるように植栽。


2017.7.24

左:タマシダ 右 ゲジゲジシダ


ベランダコーナー


ストレチア・レギネ、トックリラン、ウチワサボテンの単刺団扇(写真右:伊豆ではよく見られる)を配置。


2017・7・25

冬期のみベランダにある霜よけ用のミニ温室に移動。

無加温で管理。



町で見かけたウチワサボテン(単刺団扇)


2017.7.10

東京都で撮影。霜が降る地域でも越冬例がある。



手前から トックリラン(子株)、サボテン(ビャクダン:高地性のサボテンで東北地方でも植栽可能)

サボテン(江守)、グラプトペタルム、奥にあるムラサキツユクサ、など


2017.7.25



2017.7.25

道路わきで生育するムラサキツユクサ 立川市



2017.7.16




道路や建物で囲まれ、暖かいのか熱帯性のムラサキツユクサとカンナが元気に

生育していた。

ベランダ無加温温室

2016年02月23日 | 庭先越冬
寒い日が続きますが、梅やクリスマスローズには、開花などが見られるます。

最近は、10℃程度まで気温が上がり、-1度で冷え込みが緩くなっています。
冬に生育するフユノハナワラビ

こんな寒い冬に生育するんですね~ 

今回は、庭ではなく、ベランダ内で極寒の冬を越した植物を紹介します。どの植物も霜よけハウスなしだと、越冬不可の植物ですが、アクリル板で囲っただけでしっかり越冬してくれます。当地は、-4~5℃近く冷え込みますので、これで越冬できたことに最初は驚きました。(笑)

オボロツキ(朧月)グラプトペタルムの仲間
当地でも軒下で越冬を見かける。ほふくして生育する種類である。


最近の温度変化の影響なのか、花芽をつけました♪
少しずつですが、動きだしています



・ゼラニウム フクロソウ科 南アフリカ
こいつは、アロエよりも耐寒性があり、霜よけで程度でも十分開花しています。



・サボテン(強刺類:フェロカクタス属 北米原産


北米原産なので強いです。毎年2月末に開花します 。左が江守(エモリ)、右が金鯱(キンシャチ)
 開花したときのやつ、去年は、二つの蕾がでてきました


ここでも軒下で、金鯱が越冬を見かけますし、都心部でもみます。


オオタニワタリ 越冬

2016年02月19日 | 庭先越冬

オオタニワタリは、日本にも自生し、伊豆半島や紀伊、室戸~沖縄に自生します。

耐寒性があるといわれますが、着生シダなので、少し越冬にコツが必要です。




・露地越冬のPoint
・着生ものの越冬では、他の植物よりも乾燥ぎみにする必要があります。

新芽の周辺に水を溜めると、冬場、成長点が腐り、枯死する。

オオタニワタリ:無傷です。水は、与えていません


排水性を良くするため盛り土にしたのがよかったのかも・・

アスプレニウム・アビス 無傷です。新芽が膨らんできました。去年は、水やりで葉色が悪かったです。


アスプレニウム:ウエーブ:これは、耐寒性が意外とあったのか越冬2年目です。

ネフロレピスツデー、ハッピーマーブル 越冬可だった。

2016年02月19日 | 庭先越冬
 今回も同様の霜よけハウス内に屋外越冬させたシダ達ですが、

越冬できるネフロレピスは、一般的な海岸に自生するタマシダのみ寒さに強く、似類種のツデーなどは、


タマシダ:静岡市 

熱帯原産で図鑑でも3~5℃が限界の様なので無理だと思っていました。

しかし、室内で栽培していたところ、真夏の室温上昇で葉が多く落葉し、生育不良を起こしたため、屋外で栽培させ

しつかり冬までに体力をつけさせることにしました。


 越冬状況ですが、冬場の1月中場まで生育を続けており、厳寒期2月は、さすがに生育停止したのですが、無傷で越冬す

る事ができました。

・2種とも、排水性を考慮して鉢植えにして越冬させたのが、良かったのかもしれません。
 
・ハウス内では、冬の乾燥からのダメージが避けられるのでシダには適していた。


タマシダ:斑入り ハッピーマーブル

ツデータマシダ


ハイビスカス続き:


ハイビスカス・ボリアヌス 今も常緑維持。2月の寒波で傷んだ葉をカット


葉は、みずらいですが、新芽が動き出しております。

その後・・やはり挿し木苗でながまだ生えたばかりのを越冬させた為。。。
しっかり根が生えていた一株のみ生存した。





ハイビスカス越冬記録(ハウス内:最低温度-2~3℃)

2016年02月15日 | 庭先越冬

 今回は、現在屋外のビニール温室内で越冬中の植物

を紹介です。

この温室は、ビニール資材で囲っただけの温室で、屋外の寒い空気の影響もあり寒いです。(笑)
その為、外気温とさほど変わらないのですが、どの植物の露地植えにしているので、

氷点下になるとヒーターがつき、土の凍結を防ぐため、暖かい空気を送っています。夕方は外よりは2℃程度暖かくなりますが、

夜間は外気温とほぼ同じです。


ここは、冬は年間最低気温(約-4℃~5℃)で、霜も多いので、一般に寒さに強い(ゴムノキ、シェフレラ、アロエ 耐寒-2℃

程度)も越冬できないのですが、

">霜を防ぐ軒下
では、(ユッカ・エレファンティペス、ルリマツリ、エン

ジェルトランペット、カンナ、アロエ、ゼラニウム
 
耐寒-4~5℃の植物、)ぐらいが越冬できます

耐寒性のあるシュロもこもまきされててる(笑)逆に珍しい光景です


ハイビスカス: 一般な赤系のが強いといわれますが、
暖地でもギリ越冬なようで、細枝が枯れ込む。


その為、より開花期や状態良く越冬できる、原種が良いと思い


ボリアヌスの挿し木苗

最近赤系で多い園芸種イタリアンレッド(在来系:別名サマーレッドアント)
の小苗を越冬させてみました。


※ボリアヌスは、園芸種と比較的、葉や草姿が似ており、原種の他種と同様に耐寒性を調べるために選んだ。

赤系ブリリアントやレッドスターより新しく、近年はサマーレッドの方が流通量が多くみられるようになったので、耐寒性があるが試してみた。

実際、暖地で露地植えされるのは、ペインテッドレディーとブリリアント、たまにレッドスターだと思われる。

ペインテッドレデイー



">ブリリアント


:園芸種だが性質は強い。 室戸岬、伊豆で地植えを確認


ペインテッドレデイー:園芸種だが、宮崎での植栽が見られた。伊豆や湘南では見られなかった。

で越冬の結果!!。

サマーレッド:園芸種葉は落葉したものの、

まだ株や枝葉は健康を維持していました。しかし、ボリアヌスと比べると多く落葉し、1月には、すべての葉が落葉した。

落葉後に著しく苗が傷んだので、この品種は、無霜地帯でも露地栽培は難しいだろう。

原種ボリアヌスの開花



園芸種と交配可能である。挿し木苗の4株中で3株越冬成功。2月のはじめまで落葉なしだった。

2月の厳寒期屋外気温(-3~4℃)のみ葉が凍傷を受けて一部が黒くなり下葉の2、3枚が落葉した。

しかし、上葉は落葉せず新芽のダメージはなし

原種は、湿気を好むようだが、露地越冬では乾燥気味が良い(湿気で一株が先端部っが凍傷のダメージで枯死)。落葉しても、下葉のみなのである程度耐寒性があ

り、当地でも露地植え霜よけのみ越冬できるか、試したいと思います。