もうすぐ、ゴールデンウイーク。
その前に、冬季でも比較的温暖な、茨城県ひたちなか市に行ってきました。海洋性気候で、最低気温も、-3~4℃程で積雪量も少ない為、温帯~亜熱帯性植物も時折みられる地域である。どのような植物が生育・自生しているのか調べる為、調査を行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/cf/9204114099841d143ea74d802f0c23ee.jpg)
2019.4.18
九州南部原産のソテツ。周囲には、旅館も多数あり、南国植物の植栽も時折みられた。北関東ひたちなかでもクライメートゾン9aの植物(-3.9~6.7℃)の植物は越冬できる様で、その場合(アメリカデイゴ、ワシントンヤシ。シェフレラ、アロエは軒下で越冬可能)にだと思われる。
ソテツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/74/e3d5c206fa160961d96590b9c940c4c4.jpg)
2019.4.18
酒列磯前神社では、温暖な気候を好むタブノキが多数みられる。ここでは、ヤブツバキやヤツデなどの暖地に多い植物が多く自生をしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/ba/4611f0ef5813fe36e643d378285ec31f.jpg)
2019.4.18
温州ミカンだろうか。温暖な気候であり、北関東ながらも温暖の為、ソテツやユッカランなど亜熱帯性植物も見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ea/614e9a7a6b0c6aca6b7ad73e5e364dcb.jpg)
2019.4.18
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/e0/0f9d9eef7abce0504d84e0027989833a.jpg)
酒列磯前神社 2019.4.18
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/09/18399d9aefa17fbdefd06304beabbd05.jpg)
2019.4.18
空を見上げると、少しでも光を確保するするために、木々が網目状になっているのが分かる。西日本で多く、みられる、照葉樹林の光景である。
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タブノキ林を下ると、大海原が。2019.4.18
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f9/fbfabeda51d4c2e4a337c02c7480dd65.jpg)
2019.4.18
ツバキ・サザンカの花 周辺には、樹齢300年のヤブツバキも自生しているようだ。民家の植栽も、比較的暖かい地域を好む植物が多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/dc/79b73f04f33ca1c8a07df20005fb352a.jpg)
2019.4.18
タブノキの根は、周囲の岩ものみこむようにどっしりと根を張る。クスノキ科であり、寿命も長い樹種であるもが特徴である。クスノキよりも耐寒性があり、青森県の深浦町の海岸部まで自生する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/6a/13815f760e6d9d49cdcdc2eb25009ff9.jpg)
2019.4.18
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e8/25bf3d64717e51f9413cbf422f24fb14.jpg)
2019.4.18
枝はよく曲がった後、光があたる上部へまっすぐ枝をのばしているのが分かる。光は、木漏れとなっており涼しく過ごしやすい環境だった。海が目の前なのでひたちなかの中でも特に温暖な地域だろう。ブーゲンビリアなども越冬できるのか、今後も調査していきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/00/35ec61f29da08fe358a703a0d0ae332b.jpg)
2019.4.18
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2019.4.18
自生しているヤツデ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/df/21c24223c816d83ec2da8a82214eba7d.jpg)
2019.4.18
大きく葉を広げるヤツデも、どこか南国調である。欧米では、冬季に花が咲き常緑の植物として人気が高い様だ。
日本でも、アオキなどもココスヤシを使ったトロピカルガーデンに用いたりして需要が高まっている。
芽吹きだしたタブノキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1e/bd884d713c56a2bf9a359a68ccc55b33.jpg)
2019.4.18
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/13/43cca4764d58a3d30b05f7faac193b62.jpg)
2019.4.18
常緑樹の多くは、春になると古い葉を落とす性質がある。このタブノキのみまず一斉に葉をおとしてから芽吹いた様子。他の株は、落葉しながら同時に、葉を展開させて生育していくようであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bb/bf91c9175422b80224957f51f6870d0a.jpg)
4.18
リビングストンデージ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d7/690a21b1acb120e4c8cf6d47c89c2781.jpg)
2019.4.18
南アフリカ原産のキク科の常緑多年草。耐寒性は、-2~3℃と低いが温暖なひたちなかでは越冬できる様だ。おそらく、北限はここひたちなかか福島県いわき市だと思われる。今後は、気象庁の過去の気象データも参考にしながらどちらが温暖な気候なのか調べていきたい。
オニヤブソテツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1a/d2b7de65af7459a13249c258af7577d4.jpg)
2019.4.18
オニヤブソテツも多く生育していた。シダの仲間だが、潮風に耐える事ができる種類であり北海道南部~九州にかけての暖地の海岸に多く自生する種類である。4倍体は、平地でも普通にみられる物だが、ここ海岸地域では2倍体で全体的に小さいヒメオニヤブシテツも見られる。
モチノキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/1b/f7351355732a115215424460ed5a43eb.jpg)
2019.4.18
幹肌が白く、南方系の植物の様にみえた。西日本など暖地多い種類の樹木である。生育が遅く枝葉がまとまる事から庭木としても人気があり、栽培されている樹種の一つ。
ロックガーデンのソテツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fd/7dd81229738dff954357038f1711c540.jpg)
2019.4.18
このように、岩上のロックガーデン調に植栽した方があう植物。実際に、自生北限の指宿市でも海岸沿いの岩場や崖地に生育をしていた。北限は、福島県いわき市である。
コルジリネ・オーストラリス(緑種)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f3/ee1f32e60e3cc9aff2bf902ce2a0ff7d.jpg)
2019.4.18
温暖な気候を好むオーストラリア原産の植物。寒さに強く、-9℃程度の地域(黒磯・八王子)でも露地栽培できるほど丈夫である。逆に、極端な暑さ(40℃以上)に弱いのが特徴でもある。
シュロ・ユッカラン(ユッカ・アロイフォリア)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/db/635ac72c3f9c5cb5a6ef51c7123da878.jpg)
2019.4.18
どちらも、植栽される南国風の植物では、最も耐寒性のある種類だが、シュロは、-10℃以下でも越冬できる。ユッカランは、岩手・宮城の海沿いが北限のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/cc/809d2e946244fd3a16f38b0bdaed380f.jpg)
タブノキのパワーを感じる道 2019.4.18
その前に、冬季でも比較的温暖な、茨城県ひたちなか市に行ってきました。海洋性気候で、最低気温も、-3~4℃程で積雪量も少ない為、温帯~亜熱帯性植物も時折みられる地域である。どのような植物が生育・自生しているのか調べる為、調査を行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/cf/9204114099841d143ea74d802f0c23ee.jpg)
2019.4.18
九州南部原産のソテツ。周囲には、旅館も多数あり、南国植物の植栽も時折みられた。北関東ひたちなかでもクライメートゾン9aの植物(-3.9~6.7℃)の植物は越冬できる様で、その場合(アメリカデイゴ、ワシントンヤシ。シェフレラ、アロエは軒下で越冬可能)にだと思われる。
ソテツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/74/e3d5c206fa160961d96590b9c940c4c4.jpg)
2019.4.18
酒列磯前神社では、温暖な気候を好むタブノキが多数みられる。ここでは、ヤブツバキやヤツデなどの暖地に多い植物が多く自生をしていた。
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2019.4.18
温州ミカンだろうか。温暖な気候であり、北関東ながらも温暖の為、ソテツやユッカランなど亜熱帯性植物も見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ea/614e9a7a6b0c6aca6b7ad73e5e364dcb.jpg)
2019.4.18
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酒列磯前神社 2019.4.18
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2019.4.18
空を見上げると、少しでも光を確保するするために、木々が網目状になっているのが分かる。西日本で多く、みられる、照葉樹林の光景である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/3f/433aea5fdfdd251323aff33eb6c619ae.jpg)
タブノキ林を下ると、大海原が。2019.4.18
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2019.4.18
ツバキ・サザンカの花 周辺には、樹齢300年のヤブツバキも自生しているようだ。民家の植栽も、比較的暖かい地域を好む植物が多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/dc/79b73f04f33ca1c8a07df20005fb352a.jpg)
2019.4.18
タブノキの根は、周囲の岩ものみこむようにどっしりと根を張る。クスノキ科であり、寿命も長い樹種であるもが特徴である。クスノキよりも耐寒性があり、青森県の深浦町の海岸部まで自生する。
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2019.4.18
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2019.4.18
枝はよく曲がった後、光があたる上部へまっすぐ枝をのばしているのが分かる。光は、木漏れとなっており涼しく過ごしやすい環境だった。海が目の前なのでひたちなかの中でも特に温暖な地域だろう。ブーゲンビリアなども越冬できるのか、今後も調査していきたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/00/35ec61f29da08fe358a703a0d0ae332b.jpg)
2019.4.18
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2019.4.18
自生しているヤツデ
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2019.4.18
大きく葉を広げるヤツデも、どこか南国調である。欧米では、冬季に花が咲き常緑の植物として人気が高い様だ。
日本でも、アオキなどもココスヤシを使ったトロピカルガーデンに用いたりして需要が高まっている。
芽吹きだしたタブノキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1e/bd884d713c56a2bf9a359a68ccc55b33.jpg)
2019.4.18
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2019.4.18
常緑樹の多くは、春になると古い葉を落とす性質がある。このタブノキのみまず一斉に葉をおとしてから芽吹いた様子。他の株は、落葉しながら同時に、葉を展開させて生育していくようであった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bb/bf91c9175422b80224957f51f6870d0a.jpg)
4.18
リビングストンデージ
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2019.4.18
南アフリカ原産のキク科の常緑多年草。耐寒性は、-2~3℃と低いが温暖なひたちなかでは越冬できる様だ。おそらく、北限はここひたちなかか福島県いわき市だと思われる。今後は、気象庁の過去の気象データも参考にしながらどちらが温暖な気候なのか調べていきたい。
オニヤブソテツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1a/d2b7de65af7459a13249c258af7577d4.jpg)
2019.4.18
オニヤブソテツも多く生育していた。シダの仲間だが、潮風に耐える事ができる種類であり北海道南部~九州にかけての暖地の海岸に多く自生する種類である。4倍体は、平地でも普通にみられる物だが、ここ海岸地域では2倍体で全体的に小さいヒメオニヤブシテツも見られる。
モチノキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/1b/f7351355732a115215424460ed5a43eb.jpg)
2019.4.18
幹肌が白く、南方系の植物の様にみえた。西日本など暖地多い種類の樹木である。生育が遅く枝葉がまとまる事から庭木としても人気があり、栽培されている樹種の一つ。
ロックガーデンのソテツ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/fd/7dd81229738dff954357038f1711c540.jpg)
2019.4.18
このように、岩上のロックガーデン調に植栽した方があう植物。実際に、自生北限の指宿市でも海岸沿いの岩場や崖地に生育をしていた。北限は、福島県いわき市である。
コルジリネ・オーストラリス(緑種)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f3/ee1f32e60e3cc9aff2bf902ce2a0ff7d.jpg)
2019.4.18
温暖な気候を好むオーストラリア原産の植物。寒さに強く、-9℃程度の地域(黒磯・八王子)でも露地栽培できるほど丈夫である。逆に、極端な暑さ(40℃以上)に弱いのが特徴でもある。
シュロ・ユッカラン(ユッカ・アロイフォリア)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/db/635ac72c3f9c5cb5a6ef51c7123da878.jpg)
2019.4.18
どちらも、植栽される南国風の植物では、最も耐寒性のある種類だが、シュロは、-10℃以下でも越冬できる。ユッカランは、岩手・宮城の海沿いが北限のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/cc/809d2e946244fd3a16f38b0bdaed380f.jpg)
タブノキのパワーを感じる道 2019.4.18