今回は、現在屋外のビニール温室内で越冬中の植物

を紹介です。
この温室は、ビニール資材で囲っただけの温室で、屋外の寒い空気の影響もあり寒いです。(笑)その為、外気温とさほど変わらないのですが、どの植物の露地植えにしているので、
氷点下になるとヒーターがつき、土の凍結を防ぐため、暖かい空気を送っています。夕方は外よりは2℃程度暖かくなりますが、
夜間は外気温とほぼ同じです。
ここは、冬は年間最低気温(約-4℃~5℃)で、霜も多いので、一般に寒さに強い(ゴムノキ、シェフレラ、アロエ 耐寒-2℃
程度)も越冬できないのですが、
">霜を防ぐ軒下では、(ユッカ・エレファンティペス、ルリマツリ、エン
ジェルトランペット、カンナ、アロエ、ゼラニウム 耐寒-4~5℃の植物、)ぐらいが越冬できます
耐寒性のあるシュロもこもまきされててる(笑)逆に珍しい光景です

ハイビスカス: 一般な赤系のが強いといわれますが、
暖地でもギリ越冬なようで、細枝が枯れ込む。

その為、より開花期や状態良く越冬できる、原種が良いと思い

ボリアヌスの挿し木苗と
最近赤系で多い園芸種イタリアンレッド(在来系:別名サマーレッドアント)
の小苗を越冬させてみました。

※ボリアヌスは、園芸種と比較的、葉や草姿が似ており、原種の他種と同様に耐寒性を調べるために選んだ。
赤系ブリリアントやレッドスターより新しく、近年はサマーレッドの方が流通量が多くみられるようになったので、耐寒性があるが試してみた。
実際、暖地で露地植えされるのは、ペインテッドレディーとブリリアント、たまにレッドスターだと思われる。
ペインテッドレデイー

">ブリリアント

:園芸種だが性質は強い。 室戸岬、伊豆で地植えを確認。
ペインテッドレデイー:園芸種だが、宮崎での植栽が見られた。伊豆や湘南では見られなかった。
で越冬の結果!!。
サマーレッド:園芸種葉は落葉したものの、

まだ株や枝葉は健康を維持していました。しかし、ボリアヌスと比べると多く落葉し、1月には、すべての葉が落葉した。
落葉後に著しく苗が傷んだので、この品種は、無霜地帯でも露地栽培は難しいだろう。
原種ボリアヌスの開花


園芸種と交配可能である。挿し木苗の4株中で3株越冬成功。2月のはじめまで落葉なしだった。
2月の厳寒期屋外気温(-3~4℃)のみ葉が凍傷を受けて一部が黒くなり下葉の2、3枚が落葉した。
しかし、上葉は落葉せず新芽のダメージはなし
原種は、湿気を好むようだが、露地越冬では乾燥気味が良い(湿気で一株が先端部っが凍傷のダメージで枯死)。落葉しても、下葉のみなのである程度耐寒性があ
り、当地でも露地植え霜よけのみ越冬できるか、試したいと思います。
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