hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Hagen SQ

2010-03-24 07:09:03 | Konzert
Hagen SQの演奏会でした

こっちに来てから室内楽は意外に少なく、弦楽四重奏は初です
我ながらちょっとびっくり。まぁそれだけオケやオペラがすばらしいってことなんです

場所はHerkulessaal


↑ Parkettのちょうど真ん中辺りの席でした。
そこから見た舞台



↑ 本日のプログラム:

Schubert: Streichquartett Nr. 12 c-Moll D702 (4satz)
Schostakowitsch: Streichquartett Nr. 14 Fis-Dur op.142
Mozart: Streichquartett F-Dur KV 590
(Encore) Beethoven: Streichquartett Nr.8 e-Moll Op.92: Rasmovsky Nr.2 (2Satz)


ハーゲンSQは初めて聴きました。
もちろん名前は知っていましたが聴くチャンスが無かったので。
ご存じの通り、兄弟で構成されたカルテット(2nd Vnは3代目で、兄弟ではありません)です。


以下、それぞれの感想。
●シューベルト「断章」4楽章:
うーん、正直、1st Vn 外しすぎ
いきなり最初に4楽章を持ってくるんだったら、バリテクを魅せて欲しいですが、いかんせん外しすぎてて、、、
それが余りに気になって、他の感想無しです、ごめんなさい

●ショスタコーヴィチ:
自分が曲を理解していなかったこともあり、、、とはいえ1st Vnの音程の悪さは相変わらずで、、、
2nd以下が上手いだけに余計に目立つ、、、、
消化不良でした


正直、Pauseで帰ろうかとも思ったのですが、思いなおして後半へ。
こころなしか後半は空席が目立つような

●モーツァルト23番:
ハーゲンはモーツァルトに定評があるとのこと。さすがにこれは良かったです。
大事なところで外すのは相変わらずでしたが、音色も調和も良かった。
このカルテット、Vc素晴らしいですね。しっかりした太い音色です。メロディラインも美しい。
モーツァルト最後の弦楽四重奏ですが、曲としても大きな構成で素晴らしい曲ですね

●ベートーベン:ラズ2 2楽章:
正直これが一番良かった。
アンコールなので得意な曲を持ってきたんだと思いますが、全体の雰囲気からしてメインの3曲とは違って断然心に響きました。これ、ブラヴォー


というわけで、、、、
次は別のSQを聴きたいなぁ。
(ハーゲンファンの方、ごめんなさい

アルバンベルクSQは引退しちゃったし、東京SQもウンジャン辞めてからパッとしないし、、、
グッとくるSQ探さなきゃ。
情報お待ちしております